国際結婚相談所は人身売買の温床なのか?

こんにちは、ベトナム国際結婚相談所アジマリです。先日エゴサーチをしていると、個人ブロガーの方から国際結婚相談所アジマリを名指しで「人身売買しているのではないか」と書かれていました。
国際結婚相談所業界は、信用がない業者が多いので、国際結婚やっていない結婚相談所からも「国際結婚相談所 = 人身売買」というようにネガティブに考えられがちです。
お問い合わせいただく方の中にも「素性の分からない女性と会うのだから、料金の支払いは実際に交際してからにしろ」などと、最初から斜に構えておらる方もいます。
健全な運営しているのに「国際結婚には興味あるけどアジマリさんは信用していません」みたいな感じで問い合わせてくる方が少なからずいるので、運営としても対応していてモチベーションが削がれます。言われっぱなしも釈然としないので、とりあえず国際結婚相談所アジマリの人身売買の疑いに関して、弁明させていただきたいと思います。
国際結婚相談所では外国人女性は申し込み拒絶可能です

「国際結婚が人身売買と批判される理由はお金で若さを買っている」という意見が圧倒的です。
日本人は1970年代〜1980年代ぐらいから、アジアの中でもお金持ちというイメージが定着しました。1990年前後にバブルが弾けてからは30年以上に渡り経済が停滞しており、もはや先進国かどうかも怪しくなりつつあるのが日本国民の肌感覚ですが、ASEAN諸国においては、いまだに「日本人 = お金持ち」というイメージがあります。そして国際結婚ではこの日本人ブランドを活用してご縁を繋いでいるのは確かです。
しかし、実際にはお金で買っているといっても年の差婚は10歳前後です。ごく稀に20歳差ぐらいが実現します。10歳差は日本人同士の結婚でも多いです。
20歳差以上だと芸能人でも「気持ち悪い」「お金と若さの交換」などと色々と批判されがちですが、少なくとも人身売買といった批判のされ方はしません。日本人同士の年の差婚が人身売買と批判されないのは、男性と女性のお互いが合意の上の結婚だからです。
そして国際結婚相談所でも、当然、女性側が同意しなければ結婚は成立しません。オファーしたら、断れないのであれば人権侵害です。普通に断れます。
アジマリに登録のベトナム女性会員には以下3つの特徴があります。
アジマリに登録されているベトナム人女性は、全員日本語でコミュニケーションが取れる方で、自分の意思でご入会しています。
自分が日本人と結婚したいと思ったので登録しており「借金を背負って仕方なく…」「家族に売られて嫌々…」なんてのはありえません。お金で若い女性を買えるということですが、アジマリの女性は年齢を理由に、連絡先交換の段階ですらシビアにお断りしてきます。
基本的にベトナム人との国際結婚で狙える年の差は10〜20歳程度です。年の差15歳を超えるぐらいから徐々に難易度が上がり20歳以上となると、成婚の可能性が著しく低くなります。
理由は20歳を超えると女性の両親よりも年上となる可能性があるからです。
女性の親が許しませんし、女性も親に紹介できません。これが国際結婚を希望するベトナム人女性の典型的な価値観です。この親の年齢を理由とした拒否反応が厳しいので、アジマリでは年齢だけで足切りしています。お金持っていれば25歳差以上OKを条件としている女性は皆無に近いです。
国際結婚相談所 = お金で若さを買えるというのは、昔は知りませんが、現代においては都市伝説ではないかというのが、国際結婚相談所を運営している側の肌感覚です。
他の国際結婚相談所のことは詳しく知りませが、50代男性と20代前半の女性が結婚は①昔の事例、②集客用の極端な成功例、③女性側に何かしら問題があるケースだと推測します。
GDP的にも2005年以降大幅に上昇しています。ベトナムはASEAN諸国の中でもインドネシアと並んで前途有望な国と評価されています。

ちなみに、国際結婚相談所アジマリに登録している女性は以下のような要素で男性会員を受諾するかどうかを決めています。
- 年齢が自分となるべく近い
- 顔がタイプ
- 離婚歴がない
- 身長が低すぎない・病気がない等身体的な特徴
日本人同士の結婚だったら、相手の年収が最重要項目なのに対して、ベトナム女性は年収は重視していません。これは意外ではないでしょうか。
アジマリの女性の多くは、年収を質問してきませんし、お伝えしないケースも多いです。「40代後半でも年収800万円もあるんだから需要あるでしょ?」みたいに楽観的にお問い合わせしてくる方も大勢います。
たしかに年収面だけを見ると、ハイスペックかもしれませんが、女性の親より年齢が高いってことが、国際結婚の最大のハードルであり、年収だけではクリア不可能です。

45歳を超えると5人連続でお断りなんて普通です。一方で、30代前半であれば年収300万円台の男性を、経済力だけで断る方は少ないです。
特に日本に現在居住中の女性は、技能実習生でも、日本人を見慣れているせいか、少し強気です。パッとしなければ、中卒の技能実習生でも、普通に40代後半のハイスペ男性をお断りしてくるので、思っていたよりも難易度高いと、多くの会員さんが、口を揃えて言います。
40代の男性会員さんは、入会当初は思いっきり「若くて美人な方」と結婚することを想像してお申し込みするのですが、段々と現実を知り、フェードアウトしていきます。お金で若い女性を結婚できる人身売買的な側面は、少なくとも国際結婚相談所アジマリに登録している女性会員の中では、確認できない現象です。



むしろ、女性会員側が高望みしすぎで、一生誰も紹介できねーわ! と思ってしまう場合もあります…
筆者の結婚相談所は、少し前までは、30代向けの国際結婚相談所としてブランディングしていたことがあります。お金ではなく、一緒に年齢を重ねていける日本人男性の若さが、国際結婚でも一番重要に感じたからです。
国際結婚相談所で女性の写真を公開しているのは人権侵害では?


国際結婚相談所が人身売買と疑われる理由の1つに、女性会員の写真をホームページ上で公開していることがあります。アジマリでも女性会員さんのお写真は公開させていただいております。
理由としては、国際結婚業界全体が信用がなく、女性会員さんの写真を掲載しないとお問い合わせがないのが現状だからです。アジマリでは全世界に公開しているのは写真の他、誕生年と居住エリアだけで、他の国際結婚相談所と比較すると、女性のプライバシーには他の国際結婚業者よりは配慮しています。
アジマリはマッチングアプリではなく結婚相談所なので、いつかは日本人女性同様、非公開にしたいのですが、そのためには写真なしでもお問い合わせがくるほど、知名度・信頼性を構築しないと写真なしでの営業活動はやっていいけません。今は女性の顔写真から関心を持って、お問い合わせをしてくる方が大半となっています。
また国際結婚相談所業界で、女性会員の写真を全体で非公開にするなどと取り組みを決めなければ、こういった業界の好ましくない慣習自体が消えることはありません。YouTubeだろうと他のWebサービスだろうと、最初は著作権違反や問題のあるコンテンツなど、色々と問題がある中でユーザーや知名度獲得のために、問題は承知したままサービスを運営しています。
そしてある程度サービスが成熟してくると、それまでは目をつむっていた問題を一つずつ解決していきます。アジマリは2020年にスタートしたばかりの国際結婚相談所で、業界を変える程の影響力はありません。女性の顔写真の掲載に関しては、好ましくない行為として認識しているものの、今はしっかりと向き合うだけの力がないのが現状です。
マッチングアプリでも、無料登録さえしてしまえば、誰でも他の会員さんの顔写真や詳細なプロフィール情報を閲覧できるシステムです。「顔写真をネットで公開している = 絶対に許されないレベルの悪」ではないと考えています。
国際結婚相談所は人身売買? まとめ
- 国際結婚斡旋業者 = 人身売買目的ではない
- まともな国際結婚相談業者なら女性側が普通にオファーを断れる
- 50代男性と20代前半のベトナム女性は結婚できない可能性が高い
- ベトナム女性が重視するのはお金ではなく、男性の年齢やルックス
- 女性のプロフィール公開は国際結婚業界の課題であるのは事実
国際結婚は、平凡な年収の日本人でも、ハイスペ男性同様に10歳〜20歳差ぐらいの若い女性を結婚できるようになります。
日本人男性を高く評価してくれる女性へ選択肢を提供しているだけであって、外国人女性もオファーを断る権利があります。国際結婚相談所を利用したことがない方、実情を知らない方が人身売買に加担しているという批判をしていることには、違和感を感じずにはいられません。
【ブログやSNSで情報発信をする結婚カウンセラー様へ】
ブログやSNSなどで「国際結婚相談所 = 人身売買」とエビデンスもなしに叫ぶことは、発信する前に今一度発言すべき情報かどうか熟考してみてください。またアジマリのホームページ上から女性の顔写真のスクリーンショットを撮影して無断転載する行為もお控えお願い致します。
特に、日本人同士の結婚相談所の結婚カウンセラーさんは国際結婚業界の内情も、よく知っている専門家に見えてしまうので、国際結婚相談所を批判するなら裏取りしてからにしていただければ幸いです。多くの国際結婚相談所は真面目に運営しており、倫理的・道徳的に逸脱した方法で女性会員の集客活動は行っておりません。