40代男性との国際結婚を女性が拒否する理由と結婚相談所利用の心構え

こんにちは、格安国際結婚相談所アジマリです。
国際結婚を考える男性で一番多い世代は40代の男性です。若い日本人女性との結婚が難しい年齢になるということもあり、経済格差を利用できる国際結婚に切り替える方が多いです。
日本人が結婚希望すればアジアの女性なんて余裕だろ?
ぐらいに軽く考えている男性もいますが、40代の国際結婚は想像よりも数段ハードルが高いことが多いです。国際結婚と言っても、もう少し危機感を持って真剣に活動しないと、成婚できないという話をしたいと思います。

先に申しておきますと悲観的な内容です。アジマリにも40代のお問い合わせが多いのですが、正直言うとサポート苦手意識があります。
40代男性との国際結婚が難しい理由
国際結婚で外国人女性が男性を拒絶するのは以下のような理由からです。
- 年齢
- 顔・身長・体型など見た目
- 住んでいる都道府県
- 経済力
- 性格
- 介護
- 婚歴
年齢


まずは年齢が高すぎることです。年齢でお断りになるケースがダントツで多いです。国際結婚だと40代男性の多くが20代前半〜中盤の女性を希望してきます。しかし、20代女性側からすると、自分の両親と同じぐらいの年齢の男性との結婚は抵抗があります。
いくら先進国の男でも、自分の年齢よりも年上の男に嫁がせたい親は少数派です。40歳を超えた日本人男性だと、場合によっては親世代よりも高齢となるため「親に反対される(された)」という理由でお断りされるケースが増加します。



ベトナム女性に、許容できる年齢差を質問すると10〜15歳以内と回答する人が多いです。45歳男性だと30歳女性ぐらいが妥当な上限年齢になります。
女性によっては20歳差ぐらいまでOKしてくれる場合もあります。しかし20歳差以上の年の差は非常に難しいので、アラフィフ男性(46歳以上)からのお問い合わせはメールで難しいとお伝えしてしまうケースも多いです。
そうすると「私のスペックも把握せずに、断るなんて失礼だ!」と年配のハイスペ男性からお叱りを受けることもあるんですが、仮に年収2千万円以上あったとしても、年収だけでは年の差婚はできないです…
国際結婚で唯一年齢差に寛容なのが「フィリピン」です。
筆者の知人で格安フィリピン国際結婚相談所を運営している人がいるので、難しいと思った場合には問い合わせメール段階で、そちらをご紹介してしまうことが最近多くなりました。
国際結婚の2大人気国はベトナムや中国ですが、15歳差以上のマッチングは現実的ではない時代です。この2カ国で15歳差以上の結婚となった場合には、女性側も何か問題を抱えている可能性があるので、吟味が必要です。
顔や体型など見た目の衰えが目立つ


40代ともなると、お仕事が大変なのか顔つきが険しい男性が多くなります。実年齢より10歳以上年上の見た目年齢の方もいます。
顔つきがキツい人や、生まれつき人相が悪い方は「性格が厳しそうに見える」「すぐ怒りそうで怖い」などマイナスのイメージを与えてしまいます。年齢の次にお断りされる理由です。
体型も中年太りだったり、髪の毛が薄かったり、白髪が多かったりすると、若い女性からすれば、いくら経済力があったとしても、生理的に見た目が受け付けないという理由でお断りされます。



そして外見磨きを怠ってきた40代男性ほど、提出するプロフィール写真もいい加減な場合が多く、さらにお見合いしてくれない負のスパイラルが発生しやすいです。
経済力


年齢が上がると一番心配なのは経済力です。国際結婚を考えている方の中には自営業者・経営者もいますが、どちらかといえば一般的な会社員からのお問い合わせが多いです。
40代の会社員との結婚となると問題になるのが、何歳まで働くことができるかという問題です。日本では一般的に定年が65歳です。45歳以上で国際結婚するとなると、結婚後すぐに子供を作ったとしても大学卒業する前には定年になります。



外国人女性の中には、年収について質問しない方も多く、男性がしっかり金銭的計画を立てて人生設計する必要があります。
居住エリアが地方


居住エリアが地方だと外国人女性からは敬遠されがちです。
断トツ人気が東京で、次点で大阪・名古屋が人気となっています。やはり外国人からすれば、同じ国の人が多かったり、海外食料品店、電車などの公共交通機関などが発達している都市部の方が圧倒的に住みやすいです。



地方で年収600万円の男性の方が、東京で年収600万円の男性よりも、仕事できそうですが、残念ながら外国人からすれば、東京住みの年収600万円の方が魅力的に映るんですよね…
介護・健康・不妊のリスク


40代の男性との結婚となると、健康面でも不安が残ります。
真っ先の思い浮かぶのは介護の問題でしょう。自分の親と同世代である40代の男性と結婚するとなると、20代の外国人妻からすれば、下手すれば両親と旦那の3人の介護を一手に引き受けなければならなくなる可能性もあります。
また自分も子供が欲しい方が大半ですが、40代ともなると男性側が原因で子供が産めなくなるリスクが高まってしまいます。



「男性の親と同居は絶対嫌!」 これリクエストする外国人女性は多いです。介護の仕事や、同居による精神的ストレスが脳裏をよぎるのでしょう…
国際結婚相談所には30代以下の男性からのお問い合わせが意外と多い
国際結婚相談所で登録されている女性は、一部の女性会員に集中して申し込みが集まる傾向があります。
27歳・37歳・47歳が同じ女性にオファーしている印象を受けます。37歳はルックス・年収・性格次第で27歳に勝つ可能性はありますが、47歳が37歳に勝つことはレアケースです。今はベトナム女性と結婚したい20〜30代の若い男性が増えているので、40代の男性が日本在住のベトナム女性と成婚するハードルが上がっています。
国際結婚相談所を開業するまでは、国際結婚相談所の問い合わせは40代〜50代が多いものかと思っていました。確かに、中高年からのお問い合わせもあるのですが、アジマリでは一番お問い合わせが多いのは同世代の30代男性です。
「日本人女性よりも優しそう」「友達が実習生と付き合っていて幸せそう」「20代の女性と結婚したい」「ベトナムに興味がある」「アジマリのWebサイトに掲載している◯◯さんの顔写真がタイプ」など、様々な理由で国際結婚に興味を持った30代からのお問い合わせがあります。
昔の国際結婚の希望者は「日本人女性から相手にされない男性」というイメージがありましたが、今は、日本人女性との結婚もできる一般的な30代男性でも、ポジティブな理由で国際結婚を検討している方が多いと実感しています。
国際結婚相談所経由を利用したい40代男性に自問自答して欲しい心構え
以上、国際結婚を希望している女性が、40代の日本人男性からのオファーを断る際の主な理由でした。
全員が全員厳しいチェックをしている訳ではありませんので、根気よく活動を続けながら、妥協点を探っていけば、40代後半でも若いベトナム女性と結婚できる可能性はゼロではありません。
そこで、国際結婚カウンセラーという立場から、入会前にぜひ一度40代の男性には自問自答しておいて頂きたいのが以下の項目です。
- 本当に国際結婚したいか
- 子供は考えているか
- 現地在住女性は候補対象外か
- ブライダルチェックしているか
- 定年後の経済的な計画はあるか
- 外国人パブではダメか
- 今すぐ行動に移すだけの気持ちは固まっているか
本当に国際結婚したいか


まず、本当に国際結婚したいかどうかです。国際結婚相談所へのお問い合わせいただく40代・50代の中年男性の中には、少なからず「アジア人なら金を積めば結婚できる」と思っている方がいます。
これから自分が結婚しようと思っている国や国民を見下している方が、幸せな家庭生活を築けるとは思えないので、国際結婚相談所の中には、見下した発言をする方は入会拒否で対応している場合もあります。
外国人との結婚は、どこかで日本人女性と結婚できない場合の妥協案ぐらいに考えている方は、国際結婚しない方がいいでしょう。



日本はGDPで見ると、もはや先進国ではなく准先進国(衰退途上国)です。


出典:日本の一人あたりGDPの他国との比較-World Bank-
子供は真剣に考えているか


40代でお問い合わせ頂く男性の中には、婚歴があり、前妻との間に子供がいる場合があります。
その場合には男性からすると、子供は「できそうなら欲しい」「どっちでもいい」「要らない」など、そこまで子供に執着していない男性婚活者もいます。
前妻との間に、子供がいるので、自分としては新しく子供を持たなくてもいいと思っているのかもしれませんが、20代〜30代前半の外国人女性で初婚の方を指名するなら、子供は、ほとんど全員が産みたいと思っています。
これから結婚するお嫁さんとの間で新しく赤ちゃんを産み、子育てをしていくだけの覚悟があるかどうかは熟考しておいてください。



また子供を持たない国際結婚は、共通の目的がないため、数年後に破局するのではないかと思います。
現地在住女性は候補対象外か


国際結婚したい男性の中には、日本在住女性しか候補としていない方も多いです。生涯独身の可能性を受け入れて日本在住外国人女性に限定して探し続ける人生もアリです。
しかし、何が何でも子供が欲しいという場合は、現地女性も含めて短期間で決めてしまった方が合理的です。確かに、現地の女性と2〜3回の渡航でお会いしただけで、結婚するのは勇気が必要です。
しかし、怖いのはお相手も同じこと。40代の半ばをすぎると男性でも子供を持つ結婚は難しいのが一般的です。選択を引き伸ばししたツケと思って、そこは割り切っていくようなマインドセットが必要となります。
現地女性との国際結婚では、最初チャットやビデオ通話からお互いを知ることができます。すぐに会えないからと行動に移さず、静観している方も多いですが、40代以上の男性にそんな悠長な時間はありません。1才年を重ねただけで、多くの女性が拒否してしまう瀬戸際にいます。年齢的には、もう選べる立場ではないのです。
すぐに対面デートできないとしても、ビデオ通話からでも交際をスタートするなど、柔軟な発想・行動力が必要です。
定年後の経済的な計画はあるか
合わせて、どのような経済的な計画で子供が成人になるまで育てていくのか、自分が先に他界した場合の経済的な計画なども、年の差婚を狙う場合には、説明できるようにしておいてください。
ブライダルチェックしているか
40代以上で結婚を希望するのであれば、ブライダルチェック(精子チェック)はしておきましょう。不妊の原因は女性と同じ割合で男性にもあります。国際結婚してから、男性側に問題があったのでは意味がありません。
年齢が高い男性の方が生殖能力に問題があるリスクが高いので、自分が心身ともに健康である体であることは、公的な証明があった方が女性も安心して高齢の男性と交際することができます。
外国人パブではダメですか?


アジマリは数少ない格安料金が強みの国際結婚相談所です。低価格にできる理由はビザまでサポートせずに、連絡先交換までをサポートするサービスだからです。
成婚する必要がないということで、中には「いい人がいたら結婚したい」というお問い合わせもあります。
40代で「いい人がいたら結婚したい」なんて余裕のある発言をしている方は、そのうち、外国人との交際の面倒な部分も見えてきて、「やっぱ、国際結婚やめた〜」となる将来をイメージしてしまいます。
また国際結婚を美人と結婚する裏技のように考えている男性婚活者が多いです。入会者の中にも口に出さなくても「美人じゃないなら結婚しない」という感じで婚活している方も目立ちます。近年の国際結婚希望者のニーズは「家庭を持ちたいより、美人と結婚したい」という願望が強いのかもしれません。
もし若い女性に癒やしを求めている程度であれば、外国人パブ(フィリピンパブ・ベトナムパブ)など、結婚しない方法の方が幸せになれるかもしれません。



「いい人がいれば結婚したい」というのは離婚歴がある男性に多い傾向があります。
40代男性の国際結婚 まとめ
- 経済力より年齢が重要
- 45歳以上だと国際結婚でもハードルが上がる
- 同じ年収なら田舎より東京が有利
- 見た目や健康も重要
- お金を払えば結婚できるというスタンスは入会拒否案件
- 若い女性との結婚を望むなら子供はマスト
- 40代以上で子供が欲しい場合は長期検討している暇はない
40代男性の皆様が希望を胸に国際結婚相談所に相談されることは多いのですが、実際、思っていた以上に年齢で苦労されています。特に40代後半となってしまったら、さすがに経済格差のある途上国の女性と言っても、人気が急激に落ち、国際結婚自体がもう成り立つ時代ではありません。
1960年代の日本人女性が40代のアメリカ人男性に嫁ぐかどうか? 嫁ぐならどういった男性なら結婚したいかをイメージしてみてください。それが今のベトナム人女性の心理にも当てはまります。
女性側に結婚するメリットを提供できる男性じゃないと、いくら国際結婚といっても難しいので、そのあたりをしっかり踏まえた上で、国際結婚すべきかどうか決断をしてみてください。
筆者のベトナム国際結婚相談所(アジマリ)では40代以降の国際結婚は難しいと感じることが多くなりました。しかし、知人の格安フィリピン結婚相談所では、まだまだ40代〜50代でも魅力的な相手と結婚できると伺っているので、興味があれば、先方におつなぎいたします。