筆者は、大阪で結婚相談所を運営しています。しかし、私自身はアラフォーなのに未だ独身です。
これは、皆さん、薄々感じていると思いますが、30代後半〜40代で独身な人って人間としてダメな人多くないと思いませんか? 私もその一人ですが、正直、いい年して独身は全員クズ認定してOKだと思います。その理由を独身男の思考の一例として解説したので、参考にしてもらえれば幸いです(笑)
40代独身なクズの思考6選
筆者が結婚相談所のカウンセラーなのにアラフォーで結婚していないのは以下の理由からです。
- 一人が好きだから
- 家族生活が幸せと思った事が一度もないから
- 育児は税金だと思っているから
- 氷河期世代に大勢の独身がいるから
- モテないから
- 地球上の人口が多すぎだから
- 老後は誰にも気づかれずアパートで死ぬ人生で構わないから
一人が好きだから

筆者は1人が超好きです。基本的に家から出ません。1週間で話す相手は、スーパーのレジ係だけという生活を送っています。(結婚相談所を開業したので、今後は少し会話の機会が増える予定です(複雑 -_-;))
ずっと部屋に1人引きこもっていて、鬱病にならないんですか? とかたまに言われるんですが、メンタルは超調子いいです。むしろ仕事関係で人と話さなければならない日は、半日以上気持ちが落ち着きません。
また1人が好きな自分にとっては、結婚して一緒に誰かと暮らさなければならないとかと考えると、それだけで気分がどんより落ち込みます。「結婚は人生の墓場」というのは、筆者にはとてもしっくりくることわざです。
なぜ筆者が1人が好きなのかを考察すると、身長が大きく関係しているではないかと思います。
筆者は身長が1 hydeとかなりの低身長です。身長低いと幼少期から、周囲からの扱いが雑になります。
グループワークとかしても、自分はいつも指示される側だったり、発言しても軽視されるなど、集団生活の中で成功体験が少なくなります。よって人と一緒に時間を過ごすよりも、自分1人で過ごす時間の方が増えます。
大学3年の頃には、仮に大企業に入社しても、年下の人事部に「こいつはリストラしても構わん奴や」みたいな感じで評価されるんだろうと思っていました。
そこそこの会社であれば内定もらえるレベルの大学を卒業しましたが、組織で出世するイメージができないので、そんなこんなで既卒ニートになりました(笑)
就職できなかったのは、他にも、単独行動が多く、対人スキル全般が育っていなかったので、面接でコミュニケーション能力がない奴認定されたのもあります。(二次面接には一度も行けませんでした)
今は自宅で個人事業主として働くライフスタイルとなっていますが、なるべくしてなった感があります。
もし仮に筆者の身長が平均程度あれば、幼少期から集団の中で社交性・社会性を磨くように努力して、社会と関わりをもつ人生に幸福を感じることができたのかもしれません。

筆者は結婚相談所のカウンセラーとしては、お相手はルックスで選んでいいとのスタンスです。
それは見た目が良いと、コミュニケーションスキルやリーダーシップなど対人スキル全般を高めやすい環境に身を置くことができ、チャンスや成功体験を得やすい体質になるという持論があるからです。
人材としての市場価値としても社交性のあるタイプの方が出世しやすいですし、万が一会社が倒産しても、「第一印象」や「人当たりの良さ」から再就職なども孤立タイプより容易となります。筆者なんて自営業を廃業したらホームレスコースですよ…(泣)
家族生活が幸せと思った事が一度もないから

筆者がまだに結婚していない理由2つ目は、自分の幼少期の家族生活が幸せだと思ったことは一度もないからです。
両親ですが、筆者が小学校に入学する前から別居してます。幼稚園ぐらいの頃の記憶では、家でケンカばかりして、モノが空中を飛んでいたと思います。父と母が仲良くしている記憶はありません。
家族全員で何か楽しい体験をしたことがないので、結婚したら幸せになれるとは一ミリも思ってません。
むしろ結婚して毎日一緒いて何話せばいいのかとソワソワしそうです。一緒にゲームとかビジネスとか共通の目的ができれば面白いとは思うのですが、ご飯やドラマの話とか日常のたわいない話は自分には苦痛です。

そう思うと、結婚・出産して数年で別居した両親は、社会的責任を果たしたように外からは見えて、独身の生活も手に入れているので、筆者の理想の生活に近いので、うらやましい限りです(笑)
話は少し脱線しますが、母子家庭・父子家庭のような複雑な環境で育つと、色々と人格形成に影響があるようですが、筆者は少ない方だと思います。
別居していますが、週末は会いにいけるような距離でしたし、2人にお小遣いもらえるのでラッキーぐらいの感覚で思ってました(笑) それよりも身長が低かった方が、個人的には人格形成には大きな影響を与えたのではないかと思います。

また「結婚を失敗している親に口出しされる筋合いはない」とATフィールドを張れるのも、筆者が積極的に婚活しない理由の1つかもしれません。
子供は税金だと思っているから

3つ目の結婚しない理由は子供は税金だと考えているからです。だんだんと香ばしいクズな香りが漂ってきましたね!
世の中には「まだ結婚していないの?」といった未婚へのプレッシャーを掛けてくる人っていますよね。君の人生を思って、言ってあげているみたいなことを言いますが、偽善だと思ってます。
「こっちは子育てして自分のお金や時間を犠牲にしているんや! お前も同じ苦労しろや!」
が本音だと思っています。
「子供は税金」って言っちゃうと、人間性を疑われるので普通の人は口にしませんが、マリハラの原因は独身者を年金・税金の未納者ぐらいに潜在的に思っていると筆者は考えています。
どう考えても独身者と子持ちであれば、子持ちの方が生活は大変ですからね。
1人を大学に行かせるまでに「約2千万円+自分の仕事や余暇の時間」を犠牲しなければなりません。
それに対するリターンですが、特にありませんね。無償の愛です。
子供からはATMや家政婦扱いです。昭和ぐらいまでは男性の家庭内での地位が高かったので、家庭に帰ったら、一国一城の主として、男性も尊厳の保てる場所でした。
しかし、今は家庭内での父親の威厳はなくなっていますし、自分も子供の頃は好き放題でした。とても育てたいと思えません。核家族になって、誰が人生のスポンサーなのかが分からないまま育つようになったのは、社会の功罪かと思います。

子供さえ産まなければ年収300万円以下の非正規雇用・ワーキングプア層でも、それなりに贅沢な生活を送れます。結婚して子供を持ってしまうから貧乏になるんです。
たとえ子供を産まなくても、結婚すると家事分担があったり、夫婦でのアクティビティのための出費も増えます。
人生を経済的に効率よく生きたいのであれば、独身貴族が一番です。
自分一人であれば、部屋の掃除は自分が不快だと感じるタイミングですればいいですし、アクティビティもインターネットで完結するので、わざわざ旅行とか高いレストランに行く必要もありません。
独身なら夜にふらっと1人で街をブラブラしても、小言を言われませんし、生活に制約はありません。
独身でいればアンジャッシュの渡部さんだって、水泳の瀬戸大也選手だって、ただの浮気で、経済的・社会的にどん底に突き落とされることもなかったでしょう。

結婚最大のメリットは信用構築です。守る者を持つことが信頼できる人と思わせる最も簡単な手段です。
しかし筆者は結婚しても個人事業主という不安定な社会形態なので、信用は低いままです。自営業は結婚の費用対効果が悪いです。
40代の氷河期世代の大勢の独身の先輩がいるから

筆者の少し年上の年代の先輩型はいわゆる就職氷河期世代です。氷河期世代は「バブル崩壊で新卒採用での就職の受け皿がなく、非正規雇用に苦しめられた」社会の犠牲者でもあります。
この現在40代の氷河期の方々は、社会情勢もあって、他の年代より経済的な理由で結婚を諦めている方が多いデータがあります。

就職氷河期世代の方々は団塊ジュニア世代とも呼ばれ、日本の少子化を解消する予定ですが、実際には経済力の低さから独身貴族を選択せざるえない男性を大勢輩出しました。婚活市場に男が登場しないので、女性もお嫁に行けません。
ただ、結婚したくない人にとっては、この就職氷河期は良かったのかもしれません。結婚しない言い訳になります。
そして、私のような氷河期世代の少し後に生まれた結婚したくない人にとっては、就職氷河期世代が育んでくれた「結婚できなくても仕方ない」という社会の雰囲気にちゃっかりフリーライドさせてもらっています(笑)
モテないから

結婚しない4つ目の理由は単純にモテないからです。筆者は「自営業者」「低身長」という2つの大きなデメリットがあります。
日本は会社勤めが婚活では有利です。自営業者のような吹けば飛ぶ社会形態は不人気で、大企業勤務や公務員が人気です。

自営業は結婚しやすさで言えば、下から数えた方が早いです。
また、コロナのような前代未聞の変化が起こるとなると、自営業やフリーランスで一生食える自信がある方の方が少数派でしょう。
そして、低身長の男性(165cm以下)は婚活市場では圧倒的にモテません。どのスペックよりも低身長はアカんのです。文化人類学上、身長は全ての民族の女性が共通して重視する男性のスペックと判明しています。
「自営業」+「低身長」の筆者は直感的に自分が交際したいと感じた女性には、ほぼ100%の確率で交際できません。
結婚するためには「バツイチ子持ち」「年齢がアラフォー以上」「外見がイマイチ」など何かしら不人気のある要員のある女性を選んで婚活することになり、テンションがありません。婚活は持たざる者にとっては、全く楽しい活動ではありません。

「自営業」はともかく、身長に関しては、私が悪い訳ではありません。婚活は自分にとって不利なゲームで楽しくないので、積極的に参戦するモチベーションが湧きません。
地球上の人口が多すぎだから
結婚しないでいいと考えるのは、私個人の価値観だけでなく、社会全体の状況からも言えます。
今の世界は人間多すぎです。結婚しないという選択肢を取る方が増えるのは、マクロ的な視点でみるとむしろ望ましいことではないでしょうか。
筆者が子供時代(90年代)は確か60億人程度で騒いでましたが、今は約80億人です。2050年には100億人近くになる予定みたいです。100年前の1920年には人間はたった20億人しかいませんでした。

日本人の人口の推移がコチラです。

日本国内だけでみると、人口が減少しており少子化問題があります。しかし、移民を受けいればいい話です。日本には外国人を魅了する伝統や文化、ソフトコンテンツも色々とありますし、移民したいという方も多いでしょう。
筆者のように、日本の伝統や慣習を全く重んじない日本人よりも、肌の色関係なく日本人以上に日本をリスペクトしてくれるような外国人に日本人になってもらった方がいいと思っています。

移民OKにしちゃうと犯罪が増えるという方もいますが、日本人でも、モラル崩壊してメチャクチャする人増えていますよね。
人口が減れば、食料危機はなくなりますし、働き口がないからと、変なビジネスや犯罪に手を出す人も減るのではないかと思います。AIも進化しているので、働き手の人間はそんなにいらないでしょう。
老後は誰にも気づかれずアパートで死ぬ人生で構わないから

仮に今後50歳、60歳と年齢を重ねていっても絶対に寂しい、結婚したいと思わない自信があるので生涯独身でもいいと考えています。誰にも気づかれずアパートでひっそり死ぬ寂しい人生で構いません。
家族の冠婚葬祭とか余裕で欠席していますし、あまり信心深くありません。この世界は仮想現実で、人間はAIだと本気で思っています。
だって今現在、人類が仮想現実や人工知能を開発しているフェイズに突入しているんだから、1つ上のレイヤーのGoogleみたいな会社が今私達が住んでいる宇宙を創造したとしても、全くおかしくないと思います。
筆者は、痛くさえなければ、自分の死に場所はどこでもいいです。誰からも看取ってもらわずに、一人寂しく息を引き取るのでOKです。所詮みんな、モブキャラですよ。
40代独身のクズな人の思考 まとめ
- 一人が好きだから
- 家族生活が幸せと思った事が一度もないから
- 育児は税金だと思っているから
- 氷河期世代の大勢の独身の先輩がいるから
- モテないから
- 地球上の人口が多すぎだから
- 老後は誰にも気づかれずアパートで死ぬ人生で構わないから
ということで筆者の人生は1人での人生に最適化されており、仕事もなるべく自宅で1人でできるように固めています。考え方も自己中心的なクズ人間として最適化しています。
私の少し上の世代(就職氷河期)が、40代独身の市民権を開拓してくれたので、40代で独身の風当たりも弱くなっています(笑) さらにコロナも追い風となりました。私は先人たちが開拓・舗装してくれた、そよ風吹く独身道を快適に歩かせていただくだけです。
社会と接点を持つ生き方が、唯一健全な人生ではないと思っています。孤独を愛し、愛されるも1つの才能だと思っています。とクズが言い訳してみました〜
 

