
こんにちは、オンラインの格安結婚相談所アジマリです。発達障害者の方で婚活している方も多いと思います。
婚活方法は大別すると「結婚相談所」「婚活パーティー」「マッチングアプリ」の3つです。この中でも、最も結婚に対する真剣度が高いのが、結婚相談所です。
結婚相談所での婚活を検討している発達障害持ちも多いと思いますが、実はあまり推奨できる婚活方法ではありません。その理由を解説したいと思います。
発達障害が結婚相談所に入会する場合の注意点
発達障害者に結婚相談所がおすすめできない理由として以下のようなデメリットがあるからです。
- 発達障害に強い結婚相談所連盟は存在しない
- 入会拒否されても障害が理由だと教えてくれない
- 「入会できる = 結婚相手が見つかる」ではない
- 結婚相手に求める希望条件が合わない可能性
- 差別ではないが区別はされる
- 交際相手からクレームが入る可能性がある
- 相談所での婚活は発達障害者同士の結婚も期待値低め
発達障害に強い結婚相談所連盟は存在しない

まず発達障害者に結婚相談所は存在しません。確かに障害者に特化した結婚相談所は全国にいくつか存在します。しかし、結婚相談所は不動産会社のようにデータベースを連携しています。障害者専門の結婚相談所でも使っているデータベースはIBJのような健常者向けの会員システムです。
基本的に健常者同士の結婚を前提としている会員データベースの中で発達障害者が活動することになるので、結婚相手選びが不利になることは必至です。ほとんどの婚活者は健康で幸せな結婚生活が送れる相手との結婚を希望しています。
定型発達者との結婚以上のメリットを結婚候補者に提示できない限り、高額な活動費を払うだけの無駄となります。
入会拒否されても発達障害が理由だとは教えてくれない

結婚相談所では発達障害者をはじめ障害がある方は入会拒否してくる結婚相談所が少なからず存在します。
しかし、障害を理由に入会拒否することは道理上できません。SNSで障害を理由に入会拒否した案件を晒されたりしてネットで個別の対応が表面化する可能性があります。そうなると企業としてのブランドイメージが大打撃を受けるので、口が裂けても、障害が理由で入会をお断りしたとは言いません。特にコンプライアンス意識が高い大手結婚相談所では教えてくれないでしょう。
ちなみに、障害者だけじゃなく、反社会的な勢力っぽい方とかも入会できません。筆者も大手結婚情報サービスのフランチャイズだった時代に、トラブル発生する場合には、角が立たないようにして、丁重に入会しない方向に誘導するようなガイドラインがありました。
「入会できる = 結婚相手が見つかる」ではない

仮に結婚相談所に入会できても、結婚相手が見つかる訳ではありません。結婚相談所は基本的に入会金・月会費で稼ぐビジネスモデルです。健常者でも10人に1人ぐらいしか結婚相手が見つからないのが現実です。
普通の人で1割程度の成婚率ですから、発達障害持ちの方の成婚率はデータはありませんが、少なくとも5%以下は確実です。
結婚相談所に自ら入会する場合には、お金をドブに捨てる覚悟でなければなりません。少なくとも入会させたからといって、結婚相手が見つかることを約束している訳ではありませんので、誤解しないようにしましょう。
障害者を入会拒否する結婚相談所は、むしろ良心的な事業者です。
希望条件が合わない可能性


発達障害の方は、自分のことを健常者と思っているのではないでしょうか。少し性格に個性が強いだけだと。特にエンジニアや会計士のような専門職だと、発達障害手帳持ちでも大手企業で高年収会社員として活躍している場合があります。年収でみれば、十分ハイスペックです。
仕事で評価されているけど、生きづらさも感じており、障害者として認定してもらった方が、会社で立ち回りもしやすいので、合理的に考えて、障害者手帳を保有している方もいます。しかし、残念ながら健常者の人からすれば、どんな理由があろうと、手帳保有者は障害者です。手帳持ちである以上、中途半端なポジショニングは婚活市場では通用しません。女性に求めるレベルを下げる必要があります。



優秀な俺が、なんで見た目レベルの低い女に妥協せんとあかんねや?
という価値観を持っている発達障害系のエリート男性は少なくありません。ルックスレベルも妥協をすることができずに、婚期が送れているプライドの高い高年収発達障害持ち男性も多いです。
逆に女性の発達障害持ちで性格破綻していも美人なら結婚余裕です。男性は女の顔しかみてないので…
差別でないが区別はされる


障害者認定を受けている以上、シビアにプロフィールだけでお見送りされます。障害者を差別している訳ではありません。区別をしているだけです。
実は結婚相談所では、何かしらの発達障害を持っていると思われる方が多いです。対人能力が低いために20代の結婚適齢期にご縁がなく、30代以上で真剣に婚活しようと入会されている方が目立ちます。
もちろん、本人に



あなた発達障害ではないですか?
とは言えませんので、少し不器用な変人ぐらいの扱いです。障害者手帳未保有なら、少し人付き合いが苦手な個性がある健常者として十分お見合いは組めます。交際も成立します。
しかし障害者手帳を取得してしまったら最後、障害者のレッテルを貼られ婚活がスーパーハードモードに確変します。身体障害者やうつなどメンタル系の病気と同じく、発達障害者とお見合いしてくれる人は少ないです。誰しも結婚相談所で活動する場合には「自分が」幸せになる方と結婚を望んでいます。結婚相手を幸せにする自己犠牲の精神を持って活動している訳ではありません。
発達障害は症状が千差万別で結婚生活が成功するかどうかはギャンブル要素が大きいです。他の婚活者からすれば、一生モノの結婚において、失敗する可能性が高い発達障害者をあえて選択する理由はありません。お見合い候補者も自分の幸せを第一に考えているため、発達障害者とプロフィールに記載があれば無慈悲にお見合いお断りします。区別は他の定形発達者にとって当然の権利です。
もし「明らかにルックスが秀でている」「年収が高い」「医者や弁護士などステータスが高い」などの特長があれば、メリットがデメリットを上回るので、発達障害者であっても成婚退会できる可能性は十分あります。
障害者手帳は障害者枠で採用されるなど就職では有利に働く場合があります。障害者雇用促進法の関係で大手企業就職に有利になりますが、婚活市場で有利に機能することはありません。
障害の有無は申告しなくても実はOK
ということで発達障害者が手帳持ちの労働市場でのメリットを考えて気軽に取得すると、婚活市場で苦労します。しかし、障害者にとって嬉しい情報をお知らせしておきたいと思います。
実は結婚相談所では、障害者であることはプロフィールに記載する義務はありません。
結婚相談所では、お見合い成立時に、無駄なお見合いを省略するため「問い合わせ事項」を設定することが一般的です。しかし、プロフィールに何も記載せずに「問い合わせ事項」未設定で活動してもルール上はOKです。
結婚カウンセラーからは、お相手のことを思って障害記載を推奨されるかもしれませんが、理論上は障害者である旨を無記載でもOKです。
クレームが入る可能性がある


ただし、発達障害者を隠して活動するのはいいのですが、クレームが入らないように注意しなければなりません。多くの結婚カウンセラーが発達障害者の入会を敬遠するのは、クレーム発生率が高そうだからです。例えば、発達障害者には以下のような懸念材料があります。
- お見合い日を間違えそう
- 遅刻しそう
- 急に連絡取れなくなりそう
- 失礼なことを言いそう
- 楽しい会話を作らなさそう
- デートで10円単位で割り勘しそう
- 不注意から相手にケガや危険な目に会わせそう
- ホテルのラウンジに不相応な服装で行きそう
- 自分に都合のいい待ち合わせ場所ばかり指定しそう
- 担当者に送るメッセージが分かりにくそう
- 結婚カウンセラーのアドバイスに耳を持たなそう
- 担当者や交際相手に精神的なストレスを与えそう
結婚相談所は相談所間の信頼関係で成り立っています。発達障害者が入会拒否されるのは、結婚相談所の信頼にダメージを与える可能性が高そうだからです。長期的な目線でいえば、一人の発達障害者の活動費よりも、結婚相談所間での信頼喪失の損失の方が大きいので、怪しい人は入会させない方が無難との結論に至ります。
発達障害者同士の結婚も期待値低め
発達障害者同士の結婚は合理的な組み合わせです。一概には言えませんが、ムラはあるものの、外交的なADHDと仕事は丁寧だが内向的すぎるはお互いの弱みをカバーできるバランスの良い組み合わせです。発達障害は秀でた才能を持っている場合もあるので、障害に理解があるパートナーだと、家族生活を飛び越えて何か社会的にバリューを出せる可能性があります。
しかし、結婚相談所で発達障害持ち同士の結婚は難しいです。結婚相談所業界は会員数が少なので、ASD・ADHD・LDとして公式認定を受けている人の絶対数は少ないです。
発達障害者には結婚相談所よりマッチングアプリがおすすめな理由
筆者は結婚相談所のカウンセラーですが、マッチングアプリを使った婚活の方が発達障害者には、令和現在はおすすめしやすいです。理由としては以下の通りです。
- 結婚相談所は入会審査が手厳しい
- 結婚相談所は活動費用が高いので期待値が高めな婚活者が多い
- マッチングアプリは多種多様な人がいる
- コミュニティ機能で発達障害者同士がマッチングしやすい
結婚相談所は入会審査が手厳しい
まず結婚相談所は入会審査が厳しいです。遅刻や失礼発言、マナー違反など、問題を起こしそうな方は問答無用に入会審査で落とされます。入会させる必須条件として、お相手に迷惑をかけないことが大前提です。遅刻や無断欠席で迷惑かけた場合には無慈悲に罰金も引き落としされます。
また障害者枠で年収が低い男性は年収審査で入会拒否されます。障害者雇用の年収で結婚相談所での婚活は無理ゲーです。
結婚相談所は費用が高いので期待値が高めな婚活者が多い
マッチングアプリと比較すると結婚相談所は活動費用が高いです。人間は費用が高いと、その分、満足度が高い相手と結婚できると期待を抱いてしまいます。
費用が高い結婚相談所では、明らかな短所がある発達障害者は求められていないため絶望的にお見合いが組めません。
また交際が成立したとしても、性格に問題がある関係で、健常者よりも成婚退会に時間が掛かります。長く活動するにはコスパが悪いです。
マッチングアプリは多種多様な人がいる
マッチングアプリはユーザーのバックグラウンド多様性があります。
「身長が低い」「体重が重い」「学歴が中卒」「会話が苦手」「病気や障害がある」など結婚相談所では結婚相手に出会えない確率が非常に高い属性が存在します。こういった、少し不人気要素がある方の最後の砦がマッチングアプリです。
不人気要素がある方はマッチングアプリでの婚活も大変なのは同じですが、どこかで、自分と同じように不人気要素の特徴がある方と意気投合して結婚するチャンスがあります。マッチングアプリで自分が妥協できる問題で婚活難民となっている相手を探すのは、合理的な婚活戦略です。
コミュニティ機能で発達障害者同士がマッチングしやすい
発達障害者の結婚相手として定番なのが相手も発達障害です。
発達障害者は、ルックスレベルは健常者と変わりませんが、性格や価値観にクセがあるために、健常者からは敬遠されがちです。お互い変わった者同士だとマッチングしやすかったり、お互いの苦悩を共有できるので結婚期待値が高いです。
ペアーズやwithなどのマッチングアプリの中には、コミュニティ(興味関心)機能があり、発達障害者同士のマッチングが発生しやすいので、結婚相談所よりも戦略的に発達障害者と出会うことができます。
発達障害におすすめの結婚相談所
次に発達障害におすすめの結婚相談所を少しだけ紹介しておきます。以下の相談所がおすすめです。
- スマリッジ
- パートナーエージェントApp
- エン婚活エージェント
- ゼクシィ縁結びエージェント
- naco-do
- セブン結婚相談所 (IBJ加盟店)
上記の相談所を選定した理由は「料金が安いから」「入会審査が緩いから」です。ただ、それだけです。
正直に言えば、発達障害者は結婚相談所を通して結婚相手が見つかる期待値が低いです。そして、アドバイスを受けたとしても、健常者のように素直に聞き入れたり、言われたことをスムーズにこなすような能力があるとも思えません。だからこそ、せめて金銭的な負担は少なく、婚活の経験を積んだり、現在地を知るために、まずはコストパフォーマンスに優れた結婚相談所に入会すべきとの判断から選定いたしました。
発達障害者は努力家の方は多いので、まずは活動して、自分なりの婚活の成功法を見つける判断材料として利用してみてください。
発達障害の結婚相談所の選び方
最後に発達障害者が結婚相談所を選ぶ場合のポイントについて解説しておきます。
- 会員数が多い連盟か
- 担当者が発達障害に理解があるか
- 入会させてくれるか
- 健常者として活動するか障害者として活動するか決めておく
会員数が多い連盟か
まず会員数が多い結婚相談所連盟で活動することは必須です。会員数が少ない結婚相談所連盟での活動はお金をドブに捨てることになります。
障害者がお見合い申し込み相手の場合、自分の会員には幸せな結婚をしてほしいということで、お申し込みしても自会員に情報を伝達しないケースも多いです。それに、誰しも他人を幸せにするためでなく、自分を幸せにするために活動しているので、発達障害者ということで理不尽にお見合いを拒否されます。
残念ながらこの世界は平等ではありません。病気・障害がある人は数打つ必要があります。ある程度会員の母数がないと、結婚相談所に入会しても月会費の無駄となってしまいます。結婚相談所を選択する場合には、会員数を確認しましょう。
どれだけ入会担当者がサポート体制など耳障りの良いことを言っても会員数が少ないと結婚相手を見つけるのは難しいです。自会員のサポート体制だけで、ご縁はつながりません。
※後日記入
担当者が発達障害に理解があるか
発達障害は今でこそ、社会的に注目されるようになってきましたが、まだまだ、日常生活にどんな支障が出るのか、当事者以外は理解していません。
発達障害はざっくり分けても「ADHD」「ASD」「LD」とベクトルが違う3種類が存在します。そして、それが複合的にからみあっています。障害者入会OKと謳(うた)っていても、それと、特性を見抜いて、的確な婚活サポートするのは難しいです。同じく発達障害の特性で苦しい思いをしている当事者がカウンセラーでないと難しいでしょう。
入会させてくれるか
そもそも、発達障害者を入会させてくれるかどうかの問題があります。結婚相談所業界は相談所間の相互の信頼関係で成り立っています。お金を払えば誰でもお客様扱いという訳にはいきません。
登録して、お見合い相手に深いな思いをさせないということが絶対条件です。以下のような傾向があると自覚している発達障害者が自己申告すると、入会させてもらえない可能性があります。
- 遅刻する
- 失礼な言葉を使う
- 嘘や誇張が交じっている
- 思ったことをそのまま口にしている
- マイナスの感情が表情に出ている
- 一方的に話している/会話が受け身すぎ
健常者として活動するか障害者として活動するか決めておく
最後に「健常者として婚活する」か「障害者として婚活する」か先に決断しておきましょう。
担当の結婚カウンセラーやお見合い相手にも障害の特性を配慮して欲しいという願望もあるかと思いますが、障害持ちは例外なく婚活が不利になります。他人に迷惑かけないなら、隠してした方が活動しやすいのは事実です。
また結婚相談所は上でも述べたように、不器用な方も多く入会しており、診断を受けていないだけで、発達障害と思しき人が多数いるのも事実です。
- 結婚カウンセラーに婚活に関わる発達障害の悩みを相談できる
- 隠し事の後ろめたさがない
- 相談所側プロフィールで発達障害に関する固定概念的なマイナスイメージを払拭してもらえる
- 障害がある旨を理解した異性だけがお見合いを組んでくれる
- お見合い相手は発達障害への理解がない
- 発達障害に対して配慮されない
- 成婚退会した後破断になりやすい
発達障害の公開・非公開のどちらが自分に向いているかを考えておきましょう。
もちろんですが、相手に迷惑をかけても大丈夫な言い訳としては通用しません。
まとめ
- 発達障害に強い結婚相談所連盟は存在しない
- 入会拒否されても障害が理由だと教えてくれない
- 「入会できる = 結婚相手が見つかる」ではない
- 結婚相手に求める希望条件が合わない可能性
- 差別ではないが区別はされる
- 交際相手からクレームが入る可能性がある
- 相談所での婚活は発達障害者同士の結婚も期待値低め
- 結婚相談所は入会審査が手厳しい
- 結婚相談所は活動費用が高いので期待値が高めな婚活者が多い
- マッチングアプリは多種多様な人がいる
- コミュニティ機能で発達障害者同士がマッチングしやすい
筆者も多少ASDっぽい部分があります。正直、何が楽しくて、あかの他人と一つ屋根の下で共同生活しなあかんねん、と思っているので、結婚は罰ゲームぐらいにしか思っていません。
でも、結婚していないと、会社で肩身が狭い思いをしたりすることもあるので、発達障害者でも結婚したい方もいると思います。発達障害者は真面目な人も多いので、堅実なイメージの結婚相談所に興味がある方も多いと思いますが、マッチングアプリでの婚活の方がおすすめです。
発達障害者は結婚相談所からは入会を求められいない属性なので、婚活するならマッチングアプリ、次点で婚活パーティーで検討してみてください。
