
結婚相談所で活動の末、めでたく成婚したのもつかの間、この人と成婚退会して、いきなり後悔… という経験をしている方もいるのではないでしょうか。
せっかく高いお金を支払って入会し、晴れて婚約したお相手と破局したいと思ってしまうのは、結婚相談所でも起こります。そこで結婚相談所で成婚した後に後悔しやすい要因と、後悔の念に襲われた場合の今後の推奨される対応について、現役の結婚カウンセラーが解説したので、参考にしてもらえれば幸いです。
成婚退会後の後悔はセンシティブな内容ですが、ぜひ上手くいく解決策を一緒に探って、良い人生にしていきましょう!
結婚相談所で成婚しても後悔する10の原因
解決策を提示する前に、まず最初に結婚相談所で成婚しても後悔が発生してしまう原因を整理しておきたいと思います。
- 性格に問題あり
- 借金や奨学金の返済がある
- 病気や宗教がある
- 相手の両親と仲良くなれなさそう
- 女性側がいつまでも結婚相談所のノリ
- ワークスタイルを擦り合わせしていない
- 趣味がヤバい
- 子供を生む気がない
- 夜の営みは御免と言われた
- 同棲したけど家事してくれない
性格に問題あり


まずは性格面を理由に成婚したことを後悔することがあります。結婚相談所では基本的に短期決戦です。色々と見落としてしまう要素がありますが、特に多いのが性格面の不一致です。鈍感な人だと、短期間で相手の性格の問題に気が付かずに、そのまま成婚退会してしまう場合があります。
- 性格が悪い
- 頼りない
- ネガティブ思考
- 他責思考
- ファザコン・マザコン
- 性格が発達障害っぽくストレスがたまる
- お互いの性格や価値観の相性が悪く、よく衝突する
特に結婚相談所はボリュームゾーンが30代〜40代です。結婚適齢期(20代)に結婚していない人たちの集合体なこともあり、性格面に多かれ少なかれ問題がある傾向がある傾向があります。
恋は盲目という言葉通り、出会った当初は相手の悪いところを見落としがちです。特に、短期決戦の結婚相談所での活動では相手の問題点に気がつきにくい傾向があります。



結婚相談所の担当者さんも、さっさと成婚退会して欲しいこともあって、あえて相手の懸念点を教えてくれない場合があります。
また担当の仲人さんが、自会員の交際終了にされそうな行動は、予め注意しながらサポートしていたりするので、結婚相談所での活動中では気にならなかったものの、仲人のサポートがなくなったら、違和感を感じる考え方や行動が目立つようになったりする人もいます。
借金や奨学金の返済がある


婚活中はお互いが信頼関係が乏しいこともあり、借金や奨学金の残高のような、お金に関する話題はしないこともあります。積極的に結婚相談所もお金関係には関与しません。
中には不動産投資などでローンを組んでいる人もいます。投資は借金ではないとの認識です。そうすると、結婚した後に予想以上にお金をお家に入れられないというケースがあります。借金の質問したけど、消費者金融からの借り入れだけを該当と思って、教育ローンや自動車ローンは別腹と思っている方も、ちゃんと真剣交際相手には申告して欲しいですね。
病気や宗教がある
お金関係と同じく結婚相談所で触れない可能性があるのが「病気」や「宗教」です。これらの情報は結婚相談所では、あまり話題になりません。担当者も干渉しようとしません。
筆者の利用している結婚相談所システムでも、以前はプロフィール欄に宗教を記載する項目がありました。しかし、数年前に廃止されました。コンプライアンス意識が高まる日本で、疾患や宗教に関しては、介入しないのが婚活業界の流れです。
相手の両親と仲良くなれなさそう


相手の両親と仲良くなれないので、婚約から婚姻までに障壁が発生する場合があります。
結婚相談所で活動中に親に挨拶に行って、その後破局したら、なんか嫌なので、活動中に親挨拶をしないカップルもいます。しかし、成婚退会後に、婚約者の実家に挨拶にお伺いすると、親と仲良くなれなさそうな雰囲気がプンプンするケースがあります。
- 年齢差が大きく反対された
- 職業や学歴にいちゃもんつけられた
- 第一印象が悪く、修復できなさそう
- 典型的なDQN家系・毒親気質
親の拒否反応が強すぎて、育ててくれた親が反対するのなら… と破局してしまうケースも考えられます。結婚相談所の場合、なるべく親挨拶は真剣交際段階で済ませておいた方が無難です。



親の承諾は障害だと感じる人が比較的多い要素です。


女性側がいつまでも結婚相談所のノリ


成婚退会後も、女性側がいつまでも結婚相談所のノリでお姫様扱いを要求してくる場合もあります。
結婚相談所では、男性が女性をもてなす空気感があります。昭和の頃は男女雇用機会均等法も存在しておらず、女性が活躍できる場所がありませんでした。女性は一人で生きていくことが難しいか弱き生き物で、守られるべき存在でした。
その時の名残りもあってか、結婚相談所では今でも女性をおもてなしする風習が残っています。数多くの女性の優遇しすぎなルールがあります。
女性の仲人さんが多いのも、いつまでも女性有利な時代錯誤ルールが残っている要因の一つかもしれません。
晴れて結婚相談所での活動も卒業したにもかかわらず、いつまでも男性に結婚相談所レベルでのエスコート力を求めたり、色々とお姫様扱いを求められても、男性としては困ってしまいます。
ワークスタイルを擦り合わせしていない


ワークスタイルを擦り合わせしていない場合も成婚したけど、破断になりやすい原因の一つです。たとえば、専業主婦希望で年収が高い男性と結婚したのに、専業主婦はダメで引き続きフルタイムで働くように言われたなどです。
男性からすれば「一日中家にいて、何するの?」と思っている人が令和現在は多いです。
またお互いの勤務先から近い駅を探すにしても、合わなかった場合です。お互いが転勤がない職場の場合、今後一生、どちらかが通勤に2時間以上という通勤地獄が確定した未来が待っているとすれば、破断した方が、お互いのキャリア的にはいいかもしれません。


趣味がヤバい


趣味がヤバいということもあります。アイドルの推し活などが好きで、自宅に言ったら、アイドルやアニメのポスターとか貼りまくっていて、冷めてしまうケースです。
アニメやアイドル、Vチューバーなど、疑似恋愛要素が強い趣味を持っている方とは、なんとなくですが、自分の方を見てくれている気がしないので、人によっては拒否反応を示します。
人それぞれ趣味はありますが、ちょっと異性には言えないような趣味があることが成婚退会後に発覚した場合には、ご遠慮したいという気持ちは分からなくもないです。



子供も遺伝子を半分受け継ぎますし、 子供が思春期になって変な趣味に走る確率が上がるかもしれません。
子供を生む気がない


子供が生む気がないことです。特に男性は結婚相談所に入会する場合、子供を希望されている場合が多いです。女性の場合にはアラフォーになると、子供欲しい人と欲しくない人に別れます。
子供関係もセンシティブな問題なこともあり、結婚相談所は積極的には介入しません。
子供は重要なので、おそらく、結婚相談所で活動中に、それとなく質問しているのが一般的です。しかし、実は出産希望かどうか、悩んでいるけど、産みたいと言っておいた方がいいと思って伝えてしまったけど、女性が心変わりしてしまうと、難しいです。
夜の営みはしたくないと言われた


シニア婚活になると「同衾(どうきん)はいたしません」なんていう希望がある女性婚活者がいます。
「同衾しない = 一緒のベッドで寝ない」なので「貴殿と性行為したくないです」との意味になります。
男性にとって、性行為は愛情表現や信頼関係の形の一つ。仲人さんから性生活を拒絶するような要望は婚活中には出さないように言われます。しかし、成婚退会後に、同棲生活がスタートして、同衾したくないと本音をぶちまけると、トラブルとなります。
女性の方が加齢による体の変化が男性よりも大きいので、同衾なしの希望を出したいのも理解できます。それに男性もシニアになると、見た目が超絶劣化している人も多いし、性的に魅力を感じない部分もあるかもしれません。
性交渉が全てではありませんが男目線で言えば「股を開かない = 心も開かない」という考え方があります。男性は性行為を信頼関係の証だとの認識の傾向があります。シニア女性だって、今さら結婚したいのは、経済的に男性を頼りにしたい部分はあるのではないでしょうか。性行為もしたくない男と結婚なんて、なんだか自分勝手だと思ってしまいます。
シニア男性の性欲は強くありません。信頼関係を構築する手段ぐらいに割り切って、女性側が妥協すべきポイントではないかと思います。
寝室を分けるのも、夫婦生活が数年経過して、恋愛初期の脳内物質でマヒってた時期を超えれば、生活しやすいこともあり、前向きに検討してくれる男性も多いと思います。
なお、話は脱線しますが、40〜50代の婚活女性で、ヤリモクとか不安になっている方がたまにいます。性交渉が目的であれば、20代の若い子といくらでも安く遊べる環境が整っているので、婚活のような。シニアになって結婚相談所で婚活している男性は真面目な方が多いです。
ちなみに筆者は男ですが、他人と一緒の寝室で寝るのとか衛生的に気持ち悪いので、寝室は最初から分けて欲しい派です。猫なら大歓迎〜♫
同棲したけど家事してくれない


成婚退会して、いざ同棲を始めたけど、家事分担に協力的ではない場合にはもめやすい要因の一つとなります。特に家事能力は結婚相談所では要チェックポイントなので、プロフィール欄には美化して書いている場合も多いです。
「炊事・洗濯は一通りはできるけど、なるべくしたくない」という面倒くさがりの場合は、結局は綺麗好きな人だけがするハメになったりします。それに対して、何も感じない鈍感(サイコパス?)な性格の人も存在します。
私のことです…
また台所の水回りの掃除やトイレのような、大変な部分をは相手に全部お任せしてしまいたいという利己的な人もいます。結婚相談所は、同棲したら成婚退会となる性質上、どうしても、成婚退会してから、問題が発覚しやすいです。
お相手との雑談で、潔癖症と聞いて、掃除ができると認識するのは時期尚早です。
筆者は潔癖症ですが、掃除ができないです。潔癖症なので、(汚れがある)掃除器具を触りたくない、汚れに関わりたくないので、年に1〜2回しか掃除しない。散らかっているのは不衛生とは違うなど、とか面倒なマイルールあります。
潔癖症 = 綺麗好きではありませんので、一度、お部屋を見させてもらうと、私生活の基準が自分の価値観と合うか判断できると思います。
結婚相談所で成婚して後悔した場合のシナリオ
おそらく、このページを見ている人の半数ぐらいは、すでに成婚退会して、後悔中の方だと思います。さて、結婚相談所で成婚して後悔した場合のシナリオについて解説しておきましょう。
考えられる今後のシナリオは、以下2つです。
- 我慢して結婚する
- 双方のために破局させて、もう一度婚活する
我慢して結婚する


一つは我慢して結婚まで突っ走ることです。どんな相手と結婚しても、気になる部分は出てくるので、その一つだと思って我慢するという選択です。不満がある部分は、改善してもれないか、一度話し合いの機会を持てもらいましょう。
修復できない亀裂が入らないように、話し合いに親に同席してもらうのもアリです。
特に年齢が高い方にとっては、もう一度婚活し直すとなると、子供を持つ結婚が難しい場合があるので気軽に破断は決断できません。どうしても一生の結婚生活が難しそうであれば、最悪、子供を産んだあとに計画的に円満離婚するのも合理的な選択肢かもしれません。
日本は欧米と比較して、婚外子が極端に少ない国家です。
子供を通して、信頼関係を構築していくというのも、今の時代は一つのライフスタイルのような気がします。
不倫して離婚するよりも、数年後に計画に離婚しておいい、男女関係はお互いご自由にしていただいて、子育ての接点だけで繋がっている方が束縛も少なく、ユルい夫婦関係として上手くいく可能性があります。
双方のために破局させて、もう一度婚活する


もう一つは双方のために破局させて、もう一度婚活することです。せっかく成婚料も支払っているのに勿体ないと思うかもしれません。しかし結婚は一生モノです。結婚相談所では、離婚歴はデメリットになります。
男性の場合、たとえ、前妻との間に子供がいなかったとしても、「女を一度捨てた男」として、手厳しい質問をされることを経験している方が結婚相談所では多いです。
婚姻前の破断であれば、過去の恋愛同様に、ただの破局の一つです。ダメージを最小限に食い止めることができます。
それに、今は結婚相談所でも入会費・成婚料が無料〜激安の結婚相談所は数多く存在します。成婚料がない結婚相談所だから、会員の質が悪いという訳ではありません。婚活アプリだって月額4〜5千円で利用できます。
人生を台無しにしたくないのであれば、話し合って破局させるのも合理的な選択の一つです。
成婚したが後悔 まとめ
- 性格に問題あり
- 借金や奨学金の返済がある
- 病気や宗教がある
- 相手の両親と仲良くなれなさそう
- 女性側がいつまでも結婚相談所のノリ
- ワークスタイルを擦り合わせしていない
- 趣味がヤバい
- 子供を生む気がない
- 夜の営みは御免と言われた
- 同棲したけど家事してくれない
結婚相談所は短期決戦の出会いの場です。特に、これまで恋愛経験が乏しい男女が多い傾向がある男女が多いため、大事なことを見落としたままに、成婚退会してしまうケースは一定数起こっています。
すでに成婚退会してしまっている場合は仕方ありませんので、自分の心に相談して、妥協して結婚まで突き進むか、破局させるか選択してみてください。次回こそは破断にならないように、交際期間中に色々とすり合わせして、後悔のない結婚生活にしてもらえれば幸いです。
