こんにちは、オンラインの格安結婚相談所アジマリメンズ・アジマリウーマンです。婚活者の方の中には、結婚相談所について、色々と疑問がある方も多いのではないでしょうか?
「成婚率が異様に高いのはなぜ?」
「個人の相談所の会員数が数万人!?」
「医者や弁護士などハイスペ専門と本当に結婚できる?」
「そもそも、何故にそんなに費用が高い?」
「結婚相談所のおすすめランキングは誰が順位づけしている?」
など、様々な疑問が浮かぶと思います。
そこで現役仲人が、結婚相談所業界のカラクリについて解説してみたので、業界理解の参考にしてもらえれば幸いです!
成婚率を高くするからくり
まず、最初に結婚相談所の成婚率のからくりかた解説したいと思います。皆さんは、結婚相談所の成婚率ですが、平均は何%だと思いますか?
結婚相談所の成婚率は一般的に10%程度と言われています。

「え…? 低すぎ…!!」と思った方もいると思います。
そうです。結婚相談所の成婚率は低いんです…

ただし、マッチングアプリの成婚率は3%ぐらいともっと低いですよー
成婚率10%だと正直に伝えると誰も入会してくれないので、各社いろいろなカラクリを使って成婚率を上げようとしています。
成婚率の業界統一のルールは存在しません。そこで以下のような成婚率を上げる裏技を編み出しています。
| 成婚率の計算式 | 問題点 |
|---|---|
| 成婚退会者数 ÷ 本交際に突入した数 | 本交際は高確率で成婚する |
| 成婚退会者数 ÷ 退会者数 | 退会手続きしない人がいるので、高い成婚率になる |
| 1年以内の成婚退会者数 ÷ 成婚退会者数 | 成婚退会で割っても意味ない |
| 成婚退会者数 ÷ 全会員数 | 成婚せずに退会した人が含まれない |
| 成婚退会者数 ÷ 特定期間中の総登録人数 | 分母が少ないので高い成婚率になる |

成婚率の算出方法としては「成婚退会者数 ÷ 入会者数」が最も無難だと言われています。
また成婚率の計算式で小細工していなくとも、意図的に成婚率を上げる手段が存在します。以下2つはその常套手段ですね。
- 成婚しやすそうな相談者のみ入会させる
- 結婚相手の希望条件を妥協させる
この2つを意識すれば、おのずと「成婚退会者数 ÷ 入会者数」でも成婚率が20〜30%近くまで上がります。
成婚率が高い相談所というのは、実は顧客満足度の観点から言えば、良心的ではありません。
成婚率が平均よりも高い場合、妥協して成婚させたり、結婚カウンセラーの結婚感を押し付けて成婚させたりしている可能性があります。
成婚率よりも顧客満足度に重点を置いて結婚相談所は選ばなければなりません。

質問される機会も多いのですが「貴社の相談所の成婚率は何%ですか?」は愚問だと思います。
また予算がある大手結婚相談所を中心に「成婚率No.1」「顧客満足度No.1」などの表記のある結婚相談所もあります。
これはナンバー1マーケティングと呼ばれ、マーケティング会社に依頼することでNo.1.という肩書がお金で買える仕組みです。No.1マーケティングは婚活業界に限らず広く利用されているマーケティングテクニックの1つなので、一番だからと過信してはいけません。
- No.1広告はイメージ調査で体験者からの評価ではない
- 依頼主が1位になるアンケート結果になるまで、繰り返す
- 依頼主が1位になったタイミングでアンケートを終了させる
なお筆者のような個人の零細結婚相談所でもNo.1アンケートの代理店から営業メールが年に何度か届きます。
婚活業界は口コミが広まりにくい業界と言われ、本当に顧客満足度が高い結婚相談所は分からないです。

ちなみに、お見合いの組みやすさで言えばコネクトシップ系結婚相談所だと筆者は感じています。これは仲人・婚活者ともに評判が良いですよ。
結婚相談所の会員数のからくり

続いては、結婚相談所の会員数のカラクリについてです。結婚相談所ですが、弱小の結婚相談所なのに「会員数○万人!」みたいに宣伝している相談所も多いですよね。

あなたの相談所にそんなに会員数いないやろ?
と感じると思います。
「会員数○万人」とは結婚相談所の会員数ではなく、相談所が加盟している結婚相談所連盟全体の会員数です。
結婚相談所は、不動産屋のデータベースのように、会員が共有されています。このデータベースの会員数を表示させています。
IBJ加盟店などと記載されていれば、IBJの同列のデータベースです。IBJ加盟店であれば、どこに入会しようと会員数は同じです。
他にもコネクトシップの結婚相談所は会員はほぼ同じです。
- ゼクシィ縁結びエージェント
- パートナーエージェント
- スマ婚縁結び
- スマリッジ
- en婚活エージェント

ちなみにコネクトシップ系の結婚相談所のホームページの中には会員数5万人以上と書かれている相談所がありますが、あれは嘘です。コネクトシップの会員数は約3万人です。
コネクトシップに登録されていない個人の結婚相談所の会員も含まれています。こういったトリックもあるので注意が必要です。
「上場企業の○○加盟!」なんて、大きく見せていますが、結婚相談所はフランチャイズビジネスであり、誰で加盟金50〜300万円ほど支払えば「上場会社の加盟店」として開業できてしまいいます。
コンビニオーナーと同じような感じですし、研修制度がいい加減・本部の指導が及びにくいので、結婚相談所のカウンセラーはコンビニオーナーよりもタチわるいかもしれません… かなりクセ強い人多いです。
結婚相談所連盟はお金を積めば加盟でき、「大手連盟所属・会員数○万人」というステータスを獲得できます。
結婚相談所の仲人というのは、実は結婚相談所の勤務経験もないような素人集団です。そこから自分の集客できる人もいればできずに廃業してく事業者もいます。
また結婚相談所には「○○アワード受賞」のような実績が多数掲載されてあります。本当に全国で数十社しかもらえない賞もあれば、結構多くの該当者がある賞もあります。
新人賞・入会賞みたいなのは、あまり意味ない賞の代表例なので、ホームページやSNSで実績として記載されていても誤解しないように注意しましょう。
医者・弁護士・ハイステータス男性専門の結婚相談所のからくり

結婚相談所の中には医者や弁護士などハイステータスの男性専門を強みとした結婚相談所も存在します。
この女性向けのハイステータス男性専門の結婚相談所のカラクリは以下のようになっています。
- 女性に高い活動費が設定されている
- データベース自体は一般的な結婚相談所と同じ
- 自社のハイステータス男性は集客要員として無料登録されている場合がある
このハイステータス男性と結婚できるを謳った女性向けビジネスモデルは以前から存在しますが、ハイスペ男性を狙う結婚相談所は業界内では、評判は芳しくありません。
どうしても婚活市場での女性の価値というのは、先天的なものがあり、努力で獲得できものではないので、情弱ビジネスになってしまうからです。

ハイステータス専門の結婚相談所に入会してハイスペ男性と結婚したい場合には、自分のスペックも求められています。お医者様は以下のような女性を好む傾向があります。
- 20代の女性
- 容姿端麗
- 穏やかな性格
- ノンキャリ思考(家庭優先)
- 育ちが良い (親もしっかりしている)

バチェラーでいうところの「蒼川愛」さんタイプです
ただし、中には本当にツーランク上の方と結婚できるように二人三脚でサポートしてくれる結婚相談所も少ないですが存在するようです。医者の家系ではない場合は、もう少し自由な視点でお相手選びをしているお医者様もいらっしゃいます。
お医者様との結婚となると、女性にも求められるものも多いので、自分のスペックとご相談して、一度カウンセリングを受けてみるのも人生経験として面白いかもしれませんね!
活動費用が高いカラクリ

結婚相談所の総額費用が高いカラクリが知りたい方もいるでしょう。
なぜ結婚相談所は総額の費用が30〜50万円、高い場所によっては100万円も費用が必要な理由を知りたい方もいると思います。
簡単に言えば、昔から料金が高いのが、結婚相談所業界の慣習です。
結婚相談所の固定費は以下のような感じです。
- 結婚相談所連盟のシステム利用料(月1〜3万円)
- 会員のWebシステム利用料(月数百円〜数千円)
- スタッフの給与
- オフィスの料金
- 広告費用
この中で結婚相談所の経営に必須なのは結婚相談所連盟のシステム利用料だけです。結婚相談所業界は、高利益率と呼ばれています。

高利益率ですが、集客の難易度が非常に高く、固定費もゼロではありません。利益率の高さから新規参入者も多いですが、お客さんをコンスタントに獲得できずに閉業していく人も多いです。
初期費用や月会費が高額に設定されている相談所もありますが、経費はWebシステム利用料だけの負担なので、原価率が非常に低い業界です。料金をもっと下げることは可能です。
結婚相談所業界は集客が大変なので、マーケティング力のある大手以外は顧客単価を上げなければなりません。そこで、各社が色々と付加価値をアピールして料金を高額に設定しています。

弊社はデートのサポート力が強いです!
など、ブランディングしていますが、実際にサポートしてくれるかどうかは不明です。

お相手の結婚カウンセラーとも緻密にやり取りします!
みたいな強みをアピールしている仲人さんもいます。しかし相手側の結婚相談所が格安路線なら、相手側の結婚相談所に干渉はできないです。サポート力というのは、とても曖昧なセールスポイントです。
近年は格安の結婚相談所も増えてきました。これらの結婚相談所なら成婚料・見合い料なしで、1年間活動の後に成婚退会したとしても20万円以下で抑えることができます。
初期費用が高いカラクリ
初期費用が高いカラクリですが、ぶっちゃけると、結婚相談所は入会金・月会費で稼ぐビジネスモデルだからです。
上でも述べたように、結婚相談所の本当の成婚率は10%前後です。10人入会しても1人しか成婚料を頂戴することができません。よって成婚料は臨時ボーナスみたいな存在で、基本的に狙いません。
入会金が高く設定されている相談所が存在するのは、成婚料が取ることが難しいのも理由の一つです。
SNSで仲人型結婚相談所がオススメされるからくり

続いては、SNSだと個人の仲人型結婚相談所がオススメされまくりのカラクリを説明したいと思います。
YouTubeやTwitterなどのSNSでは個人の仲人型の結婚相談所がゴリ推しされていて、不思議に思いませんか? これはステマではありませんが、ポジショントークがかなり入っています。
まずYouTubeについてです。
企業の場合、出演者の肖像権などの関係から、自社スタッフにお願いして情報発信・映像制作しにくい分野です。だから個人の仲人型結婚相談所の仲人(結婚カウンセラー)の主観ゴリゴリの情報の独擅場です。
X(Twitter)も企業の公式ツイートよりも結婚相談所の個人のカウンセラーの方の主観入りまくりのアドバイスの方が共感されやすかったり、フォローを増やしやすかったりします。
つまり、資金力のない個人の仲人型の結婚相談所はYouTubeやTwitterでの情報発信の親和性が高く、企業アカウントよりもフォロワー数も多いので、SNSでは個人の結婚相談所のカウンセラーさんがポジショントークでオススメされます。

筆者も個人の結婚相談所の1つですが、大手の結婚相談所の方がカウンセラーのクセがないので、サービス的には安定する(大きなハズレ業者を引きにくい)んじゃないかと感じます。

SNSで有名な仲人型結婚相談所に興味がある方は「仲人がインフルエンサーの結婚相談所を利用するメリット・デメリット」を参考にしてみてください。
おすすめの結婚相談所ランキングが大手結婚相談所ばかりのからくり

逆にWeb検索で「結婚相談所 おすすめ」などで表示される検索結果には、個人の仲人型の結婚相談所は皆無ですよね。
Web検索では大手の有名ブランドの名だたる結婚相談所しか登場しません。そのカラクリはアフィリエイト広告です。
アフィリエイト広告とは成果報酬型広告のことです。リンクをクリック(タップ)して、そこから資料請求やカウンセリングをすると、広告掲載者にお金が支払われる仕組みをアフィリエイトと呼びます。
結婚相談所のランキングは「アフィリエイト広告の売りやすさ・広告単価」のバランスで順位が決められることが多く、信憑性はないと言い切れます。
婚活業界の人間でWeb検索上位の結婚相談所おすすめランキングは、なぜこの順位付けなのか分からない方が大半でしょう。実は、ほぼステマです。「売りやすさ x 広告単価 x 承認率」といった大人の都合でランキングは決められています。

マッチングアプリも同様です。
ただし、アフィリエイト広告自体が完全に悪な訳ではありません。筆者も一部ページで「パートナーエージェント・ゼクシィ縁結び・スマリッジ」などの成果報酬型広告を貼っています。この相談所はコネクトシップ系と呼ばれ、本当に成婚退会しやすいののでオススメできると思い貼っています。
収益のためにメディア運営している方も多いので、トータルでいえば、やはり成果報酬型広告が貼っているサイトの情報は鵜呑みにしない方がいいですが、実際の体験者などが真面目に貼っている場合もありますね。(検索上位は、ほぼステマです…)
このアフィリエイト広告は、そこそこ資金力が必要なために、大手企業しか使っておらず、Google検索だと大手企業しかおすすめランキングに登場しません。

仲人型結婚相談所・Google検索でオススメされている大手結婚相談所はお互いにディスり合っている印象を受けます。

最近は、数店舗あるような中規模の仲人型結婚相談所でもアフィリエイト広告をつかったプロモーションをする事業者も登場してきたので、もしかしたら、今後は広告単価によっては、中小の仲人型結婚相談所が、このようなランキングに登場するかもしれません。
「成婚退会 = 結婚」ではない
必ずしも「成婚退会 = 結婚」となりません。成婚退会した後も様々なハードルが結婚前に待ち構えています。
親御さんへの挨拶やプロポーズデートぐらいであれば、結婚相談所での活動中にするかもしれません。しかし、他にも様々なイベントが結婚前は用意されています。
こういった実務的な話し合いをしている間に、気持ちが冷めてしまう可能性があります。特に成婚料がない格安結婚相談所の場合は、せっかく成婚退会しても破断しやすいと言われています。
結婚相談所のカウンセラーのお仕事は「結婚を前提とした真剣交際の意思確認」や「プロポーズの成功」のような婚約までです。成婚退会した後のサポートについてはノータッチな相談所が多いです。
成婚退会した後で、冷静に考えたら性格やワークスタイルの相性が悪いといって後悔したところで、成婚料を返還する義務はないので、知ったこっちゃありません。相談するのであれば、成婚退会する前でなければなりません。
成婚退会した後に、所属結婚相談所に相談しても、相手にしてもらえないことが多いので、活動中にしっかりと、結婚まで到達できる相手かを、他人に頼らず判断しなければなりません。
結婚相談所のからくり まとめ
- 成婚率は意図的に上げることが可能
- 成婚率が高い結婚相談所 = 優良ではない
- 結婚相談所は誰でも開業できる
- 医者・弁護士などのハイスペ男性専門の相談所は女性から儲けるビジネスモデル
- SNSでは個人の仲人がポジショントークで仲人型結婚相談所を勧めている
- Google検索では大手結婚相談所がステマでオススメされている
- 「成婚退会 = 結婚」ではない
以上が結婚相談所のよく疑問が浮かぶからくりでした。
不動産データベースのように会員に連携させることは婚活者の役立つことなので、すべてのからくりが悪い訳ではありません。
しかし婚活者にとっては不利な仕組みも多数存在するので、結婚相談所選びの際には、ご注意ください。

