こんにちは、大阪にある結婚相談所のアジマリメンズです。
国際結婚相談所への入会を検討している婚活者も多いと思いますが、風の噂で結婚相談所の成婚率は低いと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
結局結局相談所の成婚率の実態や、成婚率の高い相談所の選び方について、中の人が解説してみたので、参考にしてもらえれば幸いです。
結婚相談所の成婚率は10%前後

婚活業界では、結婚相談所の成婚率は一般的に10%と言われています。入会した方の10人に1人しか成婚することができません。
業界トップレベルの仲人型相談所でも3割程度です。つまり、7割の方は成婚できません。野球の高打率打者と同じぐらいの戦績です。
一見、だと結婚相談所での結婚の期待値は低いように見えますが、実はそこまで悪い成婚率ではありません。
というのも、よく比較されるマッチングアプリは3%程度の成婚率だからです。
つまり結婚相談所では10人に1人しか成婚できませんが、マッチングアプリでは100人に3人しか結婚まで到達しません。
結婚相談所の成婚率10%は低いようにも見えますが、マッチングアプリと比較するとまだ高い(マシな)方なんです。
筆者はコネクトシップと呼ばれる大手結婚相談所の連携データベースが強くオススメしています。

4295件(8590人)の成婚数 ÷ 会員数52,000人 = 約16%
成婚率15%以上と結婚相談所の中でも、比較的高い成婚率となっています。詳細はコネクトシップの概要記事でご確認くださいませ。
結婚相談所の成婚率が低い理由は?

ということで、婚活の王道である結婚相談所・マッチングアプリの2つとも、結婚できる可能性は思っている以上に低いです。業者を通した婚活サービスなんて、所詮そんなもんです。
なぜ、結婚相談所の成婚率が低いかと言われると、以下のような理由からです。
- アドバイスしてくれない
- 婚活カウンセラーがトンチンカン
- 自分の理想が高すぎる

結婚相談所を複数掛け持ちすることで成婚率は上げられます。入会費・月会費無料のアジマリをぜひ掛け持ちの2つ目の扱いで構わないのでご検討くださいませ。
カウンセラーがアドバイスしない

まず最初にアドバイスをしてくれないことです。結婚相談所の優位性としては、婚活のアドバイスをしてもらえるので、その分相対的には成婚率は高くなっています。
しかし、「入会したらその後放置された…」というケースは、婚活業界ではよく聞く話です。
結婚情報サービスはアドバイスはしてもらえないので、結局1人で婚活することになります。

たとえばノッツェのベーシックコース(カウンセラーなし)は結婚情報サービスです。お見合いアシストコースはカウンセラーが担当するので結婚相談所になります。
また個人の結婚相談所でも、アドバイスしてくれない仲人さんもいるので、そういった相談所だと、結婚情報サービスに近いので成婚率を下がりやすい傾向があります。
婚活カウンセラーのアドバイスがトンチンカン

結婚相談所は参入障壁が比較的低い業種で、定年退職後に全くの異業種から独立開業する方も珍しくありません。
よって結婚カウンセラーのレベルもピンキリですし、どれぐらいアドバイスやサポートするかも、経営者のサジ加減となります。
もし結婚カウンセラーが時代にそぐわないアドバイスをしていたり、そもそも成婚させるモチベーションが低い場合には、結婚情報サービスに近い成婚率となってしまいます。
自分の理想が高すぎる

「結婚相談所のカウンセラーがアドバイスしない」はデメリットでもあり、メリットでもあります。
大きなメリットは自由気ままに自分のペースで婚活できることです。しかし、自分一人で好き勝手に婚活すると理想が高くなる傾向があります。
「私ならこのレベルのお相手と釣り合いが取れる!」と思っていたとしても、客観的に見ると全く釣り合いが取れていない場合が多々あり、非現実的な条件で婚活を続けている婚活者もチラホラ…
なぜ優良な結婚相談所でも7割の方が成婚できないかと言うと、自分の市場価値の割に、理想が高すぎてお見合いが組めない方がいるからです。
主に男性の場合には年収の割に年下や美人を狙いすぎ、女性の婚活者は年齢の割に年収の高いハイスペック男性を狙いすぎる傾向があります。
妥協を受け入れることができずに、成婚せずに自主退会してしまいます。
成婚率が高い結婚相談所の選び方5選

理想が高すぎて結婚できないのは、自分の妥協点を探っていくしかありませんが、結婚相談所側にも問題がある場合もあります。
結婚相談所を運営する筆者が、成婚率が高い優良結婚相談所を選ぶ際のおすすめの特徴をピックアップしてみたのが、以下の項目です。
- 自分の住んでいる地域に強い結婚相談所連盟に所属している
- Zoomでのオンラインお見合いを推奨しているか
- 腹を割って事実を伝えてれるか
- 情報発信を積極的に行っているか
- 成婚料金が高めに設定されているか
自分の住んでいる地域に強い結婚相談所連盟に所属している

まずは入会しようと思っている結婚相談所が自分の住んでいる居住地域に十分な会員がいるかどうかです。
結婚相談所は自社会員だけでは、当然少なすぎるので、結婚相談所連盟に所属して他社と婚活者情報を共有しています。
結婚相談所連盟によって、地域によって人が多い場所と少ない場所があります。東京は会員が多いけど、関西には弱い相談所連盟にしか所属していないと、お見合いを組める人数が極端に少ない場合もあるので、自分の希望条件で何人が該当するかは確認しておきましょう。
また正直、田舎と言われる都道府県の場合は、どの結婚相談所でも、十分な会員が確保できないケースもあります…

結婚相談所連盟に複数加盟している場合もあります。首都圏であまりにもライバルが多すぎても、お見合いが組みにくくなるので、会員数が少ない相談所連盟で逆張り戦略が取れる相談所もいいかもしれません。
Zoomでのオンラインお見合いを推奨しているか

2020年は世界的に激動な時代となり、多くの方がワークスタイル・ライフスタイルを強制的に変更せざるを得ませんでした。
結婚相談所業界でもZoomやLINEを使ったオンラインお見合いをスタートさせる相談所が増加しましたが、いまだに対面でのお見合いでしか対応しないようにしている事業者もあります。
面倒だからと、新しいテクノロジーを取り入れない相談所は、サービス内容やサポート内容も時代遅れとなっている可能性があります。成約率などにも影響してしまうので、オンラインお見合いのスタンスを確認しておきましょう。
腹を割って事実を伝えてれるか
結婚相談所に無料カウンセリングを申し込んだ際に、少し背伸びした条件を伝えてみてください。
成婚率の高い結婚相談所は、高望みしすぎている入会希望者には、率直に難しいとお伝えします。厳しい事実を伝えてしまうと入会率は減ってしまうのですが、成婚率は上がります。売上のために入会させていないので、同業者としてはこちらの方が誠実さを感じます。

事実を正直に伝えてくれるカウンセラーの方が、無理な異性への申込で消耗しないので、効率の良い婚活ができます。
情報発信を積極的に行っているか
結婚相談所の中には、SNSやYouTube、ブログなどで積極的に情報発信している相談所もあります。
中には、同じような内容を何度も発信しているだけの場合もありますが、基本的に情報発信している方の方が、情報感度が高く、時代にマッチした婚活のアドバイスをしてもらえる期待値が高いです。
成婚料金が適切に設定されているか
結婚相談所を利用する場合には、成婚料が高めに設定されている相談所を選ぶようにしましょう。入会金や月会費に比べて成婚料が安く設定されている場合には、カウンセラーが積極的にサポートして成婚まで導くメリットがありません。
成婚しても、しなくても、入会費と月会費さえ回収できれば十分という感じの料金体系となっている場合には成婚率が低くなる可能性があります。
結婚相談所の成婚率 まとめ
- 結婚相談所の成婚率は10%と低い
- しかし、結婚情報サービスは5%、マッチングアプリは3%と相対的には高い
- 成婚率を左右するのはサポート力
- 2020年からはオンラインお見合いを推奨している相談所がおすすめ
- 耳障りが悪くてもカウンセリング時に事実を伝えてくれる相談所が信頼性が高い
- 成婚料が低い相談所は成婚させるモチベーションが低い
結婚相談所の成婚率は10%と低いですが、それでも他の婚活方法と比較すると高めです。結婚相談所の連携システム(コネクトシップ)利用サービスなら成婚率15%です。
全く知らない人と出会って結婚するのは、身近な人との結婚よりも、愛着も薄く、選択肢が膨大にあるために、その分成婚率は低くなってしまいます。
しかし、お見合いやプロフィール、服装、お相手選びなどのアドバイスを的確に行ってくれる相談所であれば、15〜30%ぐらいまでの成婚率を叩き出している場合もあるので、このページで紹介したような特徴のある相談所に相談してみることをオススメします。
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