こんにちは、自営業者でも入会可能な格安結婚相談所アジマリです。
婚活をしている方の中には一定数、自営業や業務委託扱いの個人事業主、フリーランスの方もいると思います。筆者も個人で結婚相談所を運営していることもあり、自営業者の1人です。
マッチングアプリや婚活パーティーで婚活していて、あまり手応えがないと感じている自営業者の方も多いのではないでしょうか?
個人事業主・フリーランスは結婚できないのか、結婚相談所の婚活カウンセラーの立場から婚活での市場価値や戦略を考察したので参考にしてみてください。
自営業・フリーランスは結婚できないは、少し本当

「自営業・フリーランスが結婚できない」はある程度事実です。
大手結婚相談所連盟IBJさんが出している「職業別の成婚しやすさ指数」では、自営業者はかなり低く、その下には、定年退職・一次産業従事者(農林水産関連)、理美容系、アルバイトといった職業しかありません(泣)

婚活市場で自営業の人気が低いのは以下の理由からです。
- 低収入で不安定そう
- 将来借金で困りそう
- 食えなくなった場合に社会復帰が難しそう
- 社会保険がない・住宅ローンが組めない
- 仕事を手伝わされそう
- 休みが不定期
- 旦那の親と同居しなきゃいけない
- 女性側の親が反対する
低収入で不安定そう

自営業が婚活市場で避けられる一番の理由は経済的な理由です。
自営業は一般的に同世代の会社員の平均年収よりも低いとイメージされています。ググると自営業の年収としては、以下のような情報が検索結果に表示されています。
| 自営業の業種 | 平均年収 |
| 情報通信業 | 421.3万円 |
| 建設業 | 417.6万円 |
| 医療,福祉 | 401.1万円 |
| 運輸業、郵便業 | 382.9万円 |
| サービス業 | 371.5万円 |
| 不動産業、物品賃貸業 | 366.1万円 |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 363.4万円 |
| 製造業 | 352.5万円 |
| 農林水産・鉱業 | 311.2万円 |
| 金融・保険業 | 287.0万円 |
| 複合サービス事業 | 269.8万円 |
| 宿泊業、飲食サービス業 | 247.4万円 |
| 卸売・小売業 | 227.7万円 |
また、三菱総合研究所がリサーチした結果では、専業フリーランスは年収200〜300万円が最も多いとの報告となっています。

しかも会社に雇われていないので、いつ収入が途絶えてしまうか分からないリスクにさらされています。
定収入な上に、月々の売上が不安定であれば、女性としては普通のサラリーマン男性と結婚した方が、経済的には得する可能性が高いと考えてしまいます。
フリーランスの中でもITエンジニア職は年収が700〜1000万円ぐらい稼いでいる方も多いです。この人たちは結婚相談所でも非常にモテます。
将来借金で困りそう
自営業といっても「パソコン作業中心の代行業」から「在庫を持つ物販」「人を雇う飲食店経営」まで様々です。
少資本で自分の体一つでできる代行業であればリスクは低いですが、「在庫のある商売・人の雇用が必要な商売」であれば、経営が芳しくなった場合に借金を背負うリスクがあります。

結婚相談所でも職業「自営業・会社経営」の職業の場合は借り入れの心配をされる女性婚活者がいますね。
社会復帰が難しそう
しかも、一度でも個人事業主を選択して失敗してしまった方は「企業勤めが難しい人」「企業に再就職したいのは事業が上手くいかなかったら」などとマイナスに受け取られやすく、転職市場価値が低く待遇の悪い条件での再就職になりがちです。
1度失敗したら家庭か傾き、事業によっては借金を背負い、再就職もできずに一家離散みたいなことになりそうという高リスク・ミドルリターンなイメージが脳裏をよぎります。
社会保険がない・住宅ローンが組めない

それに自営業の場合は社会保険が薄いですよね。
厚生年金に加入することはできません。国民健康保険も全額自己負担で会社が半分負担してくれる訳ではありません。実質的に社会保険分の半分が会社員よりもさらに年収が目減りします。
いつ収入がなくなるか分からないことから、住宅ローンも組めないケースが多いです。
ちなみに日本だと、なぜか会社員なら多額の住宅ローンを組むことができます。住宅ローンが良いか悪いかは別として、マイホームを持ちたい女性にとっては、自営業者は選ばれません。
仕事を手伝わされそう

旦那が自営業だと、嫁を都合のよ労働力とみなして、仕事を手伝わされそうな印象があります。
女性も、自分のやりたい仕事とかもあるでしょうし、自分のワークライフスタイルが自営業という職業にかなり引っ張られそうなのが懸念点です。
ただ、このあたりはプロフィール文にしっかりと記載しておけば、回避できるでしょう。
休みが不定期

自営業といえば、仕事のプライベートの境界線が曖昧で、ずっと働いているor働きながら少しずつ休憩を取っているイメージがあるかと思います。
飲食店やヘアサロンなどの店舗系ビジネスや農業などに多いワークスタイルです。筆者も結婚相談所の在宅ワークですが、顧客対応をしながら、少しずつ休憩を取りマイペースに働いています。
会社員のように土日やゴールデンウィークなどの大型連休を利用して旅行に行ったりしにくいイメージがあり、ずっと仕事に縛られた人生になりそうなのが女性からの不安要素です。
旦那の親と同居しなきゃいけない
農家や飲食業、観光業など家業系自営業者だと、旦那と実家に一緒に住まなくてはならなそうです。核家族化が普通の今の時代に、旦那の親と同居して管理化におかれ、嫁姑問題や介護問題にさらされるのは女性としても結婚のモチベーションが上がらないでしょう。
実際、自営業に限らず自分の親との同居を希望する男性の結婚難易度は2倍に跳ね上がります。

女性側の親が反対する
以上、様々なデメリットがあるので、女性自身ではなく、女性の親が反対します。やはり自分の子供には安全な人生を送ってほしいと思うのが親心です。
どんな事業で金稼いでいるかわからない得体のしれない男よりも、公務員や有名企業で会社勤めしている男性の方が親は安心です。
結婚できないと嘆く自営業・フリーランスの婚活戦略
ということで基本的に自営業・フリーランスの婚活市場での戦闘力はかなり低いと考えていただいて差し支えありません。
しかし、自営業は結婚できないとい悲しい現実をお知らせするためのコンテンツでは意味がありませんので、対策方法について解説してきたいと思います。
- 同じ自営業・フリーランスの女性を狙う
- キャリア志向の女性を狙う
- リスクの低いフリーランスは自分の事業の安全性について解説する
- 田舎の女性を狙うor田舎に移住する
- 人気が低くなる特徴のある狙い目女性を探す
- 国際結婚にする
同じ自営業・フリーランスの女性を狙う

同じ自営業・フリーランスの女性を狙うのは王道の婚活戦略です。
もし、お互いや休みを取れるような職種であれば、好きなときにデートに行けるなどのメリットがあり、非常に自由度の高いライフスタイルが実現可能なのが、男女ともにフリーランスの特権です。
また、お互いの得意分野を組み合わせることによって、新しいビジネスに発展できるなど、リソースを共有することで、新しい事が生まれそうなのも「自営業 x 自営業」の面白い部分です。

筆者も個人事業主ですが、お互いがフリーランスはオススメです。平日の昼間っから近所を一緒にプラプラできますし、子育てが終わったあとも、共通の事業があれば、晩年の夫婦の役割などの悩みを感じて熟年離婚するリスクも軽減できます。
キャリア志向の女性を狙う
いわゆるバリキャリ女性と自営業者男性は意外と相性の良い組み合わせです。
女性の社会進出によって出産後も働きたいという女性が増加しました。
自営業であれば出勤・退勤など、ある程度融通が効くので子供の保育園・幼稚園への送り迎えや、家事全般に積極的に参画できるようになるメリットがあり、キャリアを優先したい女性には、魅力的な旦那です。
リスクの低いフリーランスは自分の事業の安全性について解説する

自営業の中でもWeb系フリーランスのように、パソコン一台で働ける人は、仕入れもなく借金を背負うリスクがありません。手に職があるので、比較的会社員にも戻りやすい職種だったりします。
自営業の中でも比較的ローリスクであることをプロフィール文に盛り込むことで、自営業の中でも女性の恋愛対象となりやすいです。

2020年からの社会情勢の変化もありエッセンシャルワーカー系の個人事業主(飲食店や美容室経営など)は冬の時代が到来かもしれません。
田舎の女性を狙うor田舎に移住する

パソコン一台でリモートワークができるフリーランスであれば、積極的に田舎在住の女性を狙っていきましょう。自分が田舎暮らしに興味があるのであれば、田舎への移住でも構いません。
田舎では、安定した会社が少なく、正社員といっても一生涯安泰ではありませんし「コンプライアンス? 何それ?」と労働環境がよくありません。今ある仕事が田舎に持っていけるのであれば、地方在住の女性には、周囲の男性と比較して相対的に魅力的な男性に映るはずです。
人気が低くなる特徴のある狙い目女性を探す
自営業という職業だけで男性が人気がなくなるように、女性の人気が低くなりそうかつ妥協できそうな特徴で検索してみるのも戦略の1つです。
- 35歳以上の女性
- 何か病気がある
- 離婚歴あり
国際結婚にする

自営業者である筆者はベトナム人との国際結婚を検討していました。
サラリーマン崇拝が強いのは日本など一部の国だけで、他の国では個人事業主・フリーランスのように自分で稼ぐタイプの人間が結婚市場でそこまで不利になりません。
日本人男性と多い組み合わせとしては「中国」「韓国」「タイ」「フィリピン」「ベトナム」の5カ国です。

アジマリメンズでもベトナム国際結婚をサポートしているので、もし国際結婚に興味がある方はご相談ください。とは言っても、国際結婚も経済格差が縮小しているので、手厳しい時代になっていますが…(悲c)
自営業・フリーランスは結婚できない? まとめ
- 低収入で不安定そう
- 将来借金で困りそう
- 食えなくなった場合に社会復帰が難しそう
- 社会保険がない・住宅ローンが組めない
- 仕事を手伝わされそう
- 休みが不定期
- 旦那の親と同居しなきゃいけない
- 女性側の親が反対する
- 同じ自営業・フリーランスの女性を狙う
- キャリア志向の女性を狙う
- リスクの低いフリーランスは自分の事業の安全性について解説する
- 田舎の女性を狙うor田舎に移住する
- 人気が低くなる特徴のある狙い目女性を探す
- 国際結婚にする
筆者も自営業なので、結婚できないという気持ちは、よくわかります。「何やっているか分からない」的な怪しく見られがちですよね。
ただ、自営業には自営業にしかない強みもあります。特にニューノーマル時代には、会社に頼らず自分の力で稼ぐことができる男性の需要が伸びているのでフリーランスの男性には追い風となっています。
ぜひ、自分の強みと女性が手に入れられるライフスタイルなどをプロフィール文に投影しながら、婚活を頑張ってみてください。
なるべく金銭的なリスクなしで自分の結婚相談所での市場価値を知りたいフリーランス・自営業の婚活者は、格安結婚相談所アジマリにぜひお問い合わせくださいませ。
