婚活目的のおすすめマッチングアプリ【仲人が解説】

こんにちは、オンラインの格安結婚相談所アジマリです。

ブライダル総研さんから2021年に衝撃的なデータが示されました。2020年に結婚したカップルのうち約11%がマッチングアプリ経由で結婚相手を見つけたそうです。

全ての結婚のうち1割を超えたということは、マッチングアプリが一般に認知された一つの節目としてとらえることができます。

2015年ぐらいまでマッチングアプリは出会い系サイトの亜種ぐらいでしたが、今後は婚活アプリが結婚相談所での婚活の最前線になっていく可能性があります。

そこで結婚相談所のカウンセラーがマッチングアプリの中でも比較的安全性が高いと言われる婚活アプリのおすすめを紹介したいと思うので「結婚相談所よりもコスパにこだわりたい！」「初めての婚活なので気軽にはじめてみたい」というユーザーは参考にしてもらえれば幸いです！

婚活アプリ名	婚活度	アクティブ ユーザー数	男性 料金	女性 料金	おすすめ理由
ゼクシィ縁結び	★★★★★	6万人	4,378円	4,378円	ゼクシィブランドの婚活アプリ業界最強ブランド
ブライダルネット	★★★☆☆	1.2万人	3,980円	3,980円	大手結婚相談所連盟IBJ傘下の婚活アプリ
ユーブライド	★★★★★	7万人	2,400円	2,400円	・新たにIBJグループ入りした婚活アプリ ・30〜40代向け
マリッシュ	★★★★☆	15万人以上	3,400円	無料	・婚歴アリの方向け ・女性無料
match	★★★☆☆	4万人	4,490円	4,490円	婚活アプリの老舗 + アメリカ製
ペアーズ	★★★★☆	100万人	3,590円	無料	良くも悪くもスタンダード
Omiai	★★★☆☆	40万人	4,800円	無料	良くも悪くもスタンダード

アジマリ

ユーブライド が結婚カウンセラー目線としてはおすすめしやすいです。大手結婚相談所IBJが運営ですからね。

でも地方婚活だと会員数の関係で、どうしてもペアーズは外せません。

マッチングアプリと婚活アプリの違い

婚活者のみなさんは「マッチングアプリ」と「婚活アプリ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

この2つの違いを知らない方もいるかと思うので、先に解説します。婚活アプリはマッチングアプリの中でも特に婚活色が強いマッチングアプリのことを指します。

婚活アプリはマッチングアプリの中の中でも結婚に特化したアプリという認識を覚えておきましょう。もし恋人がほしいレベルであれば恋活アプリでもいいですが、結婚相手探しなら婚活アプリがベストです。

結婚相談所のカウンセラーおすすめの婚活アプリ5選

それでは結婚相談所の仲人が厳選したおすすめの婚活アプリを紹介していきます。ランキング形式ではありませんので、自分に合ったアプリを1〜2つダウンロードして婚活に役立ててみてください。

アジマリ

結婚相手探しは水物なので予算に余裕あれば、全部使っても問題ありません。

ゼクシィ縁結び

まずは婚活アプリの代名詞といって過言ではない「ゼクシィ縁結び 」です。

「ゼクシィ」は今でこそ婚活アプリや結婚相談所を運営していますが、もともとはブライダル情報誌からスタートしたブランド(リクルートグループ)です。女性を中心に絶大なブランド力がありますね。

結婚を前提にマッチングアプリで婚活したいのであれば、ゼクシィ縁結びは最も最初に選択すべきアプリになります。

婚活アプリ名	ゼクシィ縁結び
料金	男性：2,640円 女性：2,640円
運営会社	株式会社リクルート
アクティブユーザー数	6万人
ユーザー数	140万人
設立年	2014年

ゼクシィ縁結びアプリとゼクシィ縁結びエージェントの違いを解説！

ゼクシィの提供する婚活サービスは「ゼクシィ縁結び」と「ゼクシィ縁結びエージェント」の2つです。違いについて、結婚相談所の仲人が解説してみたので、参考にしてもらえれば幸いです！

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2024.04.01

ブライダルネット

上で紹介したゼクシィ縁結びさんは、姉妹サービスとして結婚相談所ゼクシィ縁結びエージェントが存在します。結婚相談所が運営しているマッチングアプリは安全性が高い傾向があります。

婚活アプリ業界にはゼクシィの他、もう1つ結婚相談所が運営するマッチングアプリが存在します。それが「ブライダルネット」です。

ブライダルネットは結婚相談所連盟の最大手であるIBJ(日本結婚相談所連盟)が運営する老舗の婚活アプリです。2009年に他社から買収しました。

ブライダルネットはゼクシィ縁結びよりも、より真面目な男女が利用しているイメージがあります。会員数は少ないですが、ゼクシィ縁結びで申し込みするお相手が少なくなってみたら合わせて検討してみてください。

ユーブライド

ユーブライドはあまり知名度は高くありませんが、知る人ぞ知る婚活アプリといった印象です。

30代以上のユーザーが7割以上で「恋愛したい・遊びたい」というよりも必然的に結婚したい・家庭を持ちたいといった方がたどり着くイメージがあります。

ちなみにユーブライドさんは以前はmixi傘下でしたが、現在は最大手結婚相談所連盟の株式会社IBJに買収されております。つまり上で紹介したブライダルネットとは兄弟関係になりました。

ブライダルネットよりも料金が安いために、ユーザー数はブライダルネットよりも多いです。今一番ホットな婚活アプリといっても過言ではありません。

婚活アプリ名	ユーブライド
料金	男性：2,400円 女性：2,400円
運営会社	株式会社IBJ
アクティブユーザー数	7万人
ユーザー数	210万人
設立年	2000年ぐらい

マリッシュ

マリッシュは婚活アプリの中でも珍しく、再婚に特化したマッチングアプリです。日本の少子化問題に貢献すべく2016年にサービス提供開始されています。

再婚に特化したマッチングアプリということで、女性も有料の婚活アプリが多い中、マリッシュでは無料で利用できるのが嬉しいですね。123万人以上のシングルマザーが登録されており、これは日本の全シングルマザーの2割に相当する人数です。

ゼクシィ縁結び・ブライダルネット・ユーブライドが大手結婚相談所グループに運営されていることを考えると運営会社が懸念点かもしれません。しかし、JT・JR東日本・第一生命保険株式会社など名だたる大企業と業務提携している関係で安全性も高いです。

婚活アプリ名	マリッシュ
料金	男性：3,400円 女性：無料
運営会社	株式会社マリッシュ
アクティブユーザー数	15万人以上
ユーザー数	150万人
設立年	2016年

match.com(マッチドットコム)

上記は全て日本の会社が運営している婚活アプリですが、唯一海外製で婚活アプリとして日本国内でも認識されているのがmatch.com(マッチドットコム)です。

1995年にアメリカで設立され、日本にも2002年に上陸したマッチングアプリの老舗サービスの1つで、今でも世界中で人気があります。と言いますか、マッチングアプリ業界では、世界で最も成功しているグループです。

カジュアル系マッチングアプリとして日本でも近年話題のTinderも実はマッチグループです。

match自体は老舗で設計が古いために、2010年代になってから台頭してきた日本のマッチングアプリ市場と比較すると機能面・デザイン面において使いにくい印象を受けます。しかしTinderやペアーズが姉妹サービスなので、開発力があるテック企業なのは事実です。

matchは女性も有料ですし、会員数も少し少なめです。他の日本製婚活アプリで上手くいかなかった場合にダウンロードしてみる程度で十分です。

隠れ婚活アプリ扱いのおすすめマッチングアプリ(女性は無料)

厳密に言うと、婚活アプリとその他のマッチングアプリの間に明確な線引はありません。あくまでイメージだけです。上で紹介したのは、婚活業界でいえば、80〜90%の人が婚活アプリとみなすアプリです。

しかし、一部の人は婚活アプリとみなすような本気度が及第点であれば、もう少し増えます。そうした准婚活アプリも合わせて紹介します。

とはいっても、有名すぎるマッチングアプリなので、もったいぶってもしかたありませんので、さっさと言います。以下2つが準婚活アプリです。

ペアーズ

准婚活アプリ1つ目は、言わずとしれたキング・オブ・マッチングアプリことペアーズです。

「出会い系サイトは出会わない方が幸せ」なんていわれていたいかがわしい業界をクリーンにした立役者といえばペアーズです。出会い系サイトのメッセージ課金型モデルからマッチングアプリの定額制モデルを導入し、華麗なWebマーケティングでブランディングさせたのはペアーズです。

ペアーズさんはマッチングアプリの中のスタンダードなので、正直様々な目的の方が利用しています。結婚に特化しておらず半数以上が結婚というよりも恋人目的で使っています。

母数が多い分、「ヤリモクに会った」みたいな話も婚活者からチラホラ耳にするので、母数としては結構遊びの方が入っているかと思います。

そういった遊びを引いてしまうリスクも含めて婚活を楽しみたい方であれば、問題ないかもしれませんが、結婚相談所の仲人の立場的にはペアーズのようなスタンダードアプリよりも、婚活特化アプリを使うべきだと考えています。

しかし、結婚相談所と同じくマッチングアプリも基本的に地方に行くほど会員数(アクティブユーザー数)が少なくなる傾向があります。田舎県だとマッチングアプリとして成り立つのがペアーズしかないのも事実なので、ペアーズに頼らざるをえませんね。

Omiai

つづいてはOmiaiです。結婚相談所での初デートである「お見合い」を連想させるブランディングで、女性無料のマッチングアプリの中では比較的婚活色のあるブランディングに成功しているアプリです。

しかし、筆者は仲人なので、辛口評価で婚活アプリではなくマッチングアプリという認識でいます。Omiaiでも普通の遊びの方は存在します。

Omiai はペアーズに比べて一部の女性にオファーが殺到しにくいアルゴリズムになっているようです。よって、腐った男性会員が少なく、少しだけペアーズよりも良い循環を生み出しているように感じます。

しかし、Omiaiでもそういった婚活色の強さを利用して女性を食い物にするような男性は存在します。

強制退会になるような女性も存在するので、男女ともにリスクがあります。婚活アプリと呼ぶにはにつかわしくありません…

アジマリ

これはOmiaiだけでなくマッチングアプリ全てに当てはまることなので、クリーンなイメージの強いOmiaiですらそういったリスクがあるという意味です。

- YouTube

YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

youtu.be

婚活アプリじゃないマッチングアプリ

ちなみに今回は詳しくは触れませんが、以下のマッチングアプリでは結婚相手を探す目的では推奨しません。

以下は婚活アプリと呼ぶには程遠いです。恋活や遊び目的やなどが多いので、結婚相手を探す方はダウンロードしないようにお願いします。

婚活アプリだがマッチングアプリではないアプリ

さて最後に婚活アプリですが、マッチングアプリではない特殊なアプリを2つ紹介しておきます。

この2つのアプリは婚活アプリよりも、さらに結婚意欲が高い方が利用しています

月額料金が婚活アプリの倍以上ですが「独身証明書の提出必須」「結婚カウンセラーがつく」など、より安全性が高いシステムになっています。

ペアーズエンゲージ

ペアーズエンゲージはApple Store・Google Playともにアプリが用意されていますが、厳密に言えばマッチングアプリではなく、スマホに最適化されたオンライン結婚相談所です。

オンラインだろうが結婚相談所であることは代わりない為、安全性は非常に高く、結婚への本気度の期待値も、婚活アプリよりも高いです。予算に余裕がある婚活者であれば、個人的には第一に検討すべきでしょう。

アジマリ

ちなみにペアーズエンゲージの場合はゼクシィ縁結びアプリではなくゼクシィ縁結びエージェント(結婚相談所)と会員を連携されています。

パートナーエージェントApp

もう一つ婚活アプリとして紹介されているケースがあるのがパートナーエージェントApp(旧：スマ婚縁結び)です。

こちらもペアーズエンゲージと同じくコネクトシップと呼ばれる共通のデータベースを利用しています。

ちなみにパートナーエージェントAppとなっていますが、AndroidやiOSのスマホアプリは用意あれていません。Webブラウザで利用するシステムです。

コネクトシップとは？評判の特徴やサクラについて仲人が解説

結婚相談所について興味があるけどコネクトシップって何？という方に向けてコネクトシップが利用可能な仲人型結婚相談所が評判やサクラについて解説してみたので、参考にしてもらえれば幸いです！

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2024.04.01

マッチングアプリで結婚相手を探すメリット

筆者は結婚相談所の仲人という立場です。それでもマッチングアプリでの婚活をおすすめする理由としては以下のような理由が挙げられます。

自分の条件に合った人を探しやすい

マッチングアプリでは、年齢や職業、趣味などの基本的なプロフィールだけでなく、結婚に対する考え方や価値観などの詳細な情報も登録できます。

自分の条件に合った人を絞り込んで探すことができます。例えば、結婚したい年齢や子供の有無、同棲や別居の希望などを明確にしておけば、それに合わない人と無駄な時間を過ごすことを避けることができます。また、自分の条件に合う人からもアプローチされやすくなります。

出会いの数が圧倒的に増える

マッチングアプリで婚活すると出会いの数が圧倒的に増えます。今最も異性と出会えるツールはマッチングアプリです。

マッチングアプリでは、自分から積極的にアクションを起こさなくても、毎日たくさんの人から「いいね」などのアクションをもらえます。

これは日常生活ではなかなか得られないメリットです。出会いの機会が増えれば、当然結婚相手候補も増えます。また、マッチングアプリでは、自分の住んでいる地域だけでなく、他の都道府県の方も候補となります。

全国や海外の人とも出会うことができます。これは、自分の視野を広げるだけでなく、異文化交流や国際結婚の可能性も高まります。

アプリ婚活を通して対人スキルが向上する

マッチングアプリでは、様々な人とコミュニケーションを取ることになります。

婚活は恋愛スキルだけでなく仕事にも通じる対人能力を向上させる絶好の機会です。特に理系出身で普段は技術職として仕事している男性は、マッチングアプリでの婚活を通して人としてのレベルアップが期待できます。

最近はマッチングアプリでも、気軽に恋愛コンサルタントに相談できる機能が実装されていたりします。

「メッセージのやり取り」「デートでの服装や場所選び」「自己紹介や話題づくり」「返信のタイミングや内容」など工夫する作業は今後の仕事人生を好転させてくれる可能性があります。

以上のように、マッチングアプリで結婚相手を探すメリットはたくさんあります。

もちろん、マッチングアプリにもデメリットはありますし、結婚相手を見つけるためには努力や運も必要です。しかし、マッチングアプリは現在、結婚相談所や婚活パーティーなど、他の婚活サービスよりも、最も可能性がある婚活方法であり、それを上手に活用することで幸せな結婚生活に近づくことができると思います。

おすすめの婚活アプリ まとめ

婚活アプリ名	婚活度	アクティブ ユーザー	男性 料金	女性 料金	理由
ゼクシィ縁結び	★★★★★	6万人	4,378円	4,378円	ゼクシィブランドの婚活アプリ業界最強ブランド
ブライダルネット	★★★★★	約1.2万人	3,980円	3,980円	大手結婚相談所連盟IBJ傘下の婚活アプリ
ユーブライド	★★★★★	約7万人	2,400円	2,400円	新たにIBJグループ入りした婚活アプリ
マリッシュ	★★★★☆	15万人以上	3,400円	無料	・再婚向け ・女性無料
match	★★★☆☆	4万人	4,490円	4,490円	婚活アプリの老舗 + アメリカ製
ペアーズ	★★★★☆	100万人	3,590円	無料	良くも悪くもスタンダード
Omiai	★★★☆☆	40万人	4,800円	無料	良くも悪くもスタンダード

以上、おすすめの婚活アプリでした。マッチングアプリの前進である出会い系サイトが誕生したのが1990年代後半。当初は会わせないない方がお互いのためが本音で運営されていた暗黒時代を経て、30年で大きく変貌を遂げました。

結婚相談所は料金が高すぎるというコスパ志向の方は、婚活アプリを利用も検討してみてください。

しかし「結婚したい相手を狙ったヤリモク男性」なども存在しているとの噂なので、結婚相談所より安全性は劣りますが、マッチングアプリの中では比較的安全性は高いというのが結婚カウンセラーからの評価です。

アジマリ

月額1万円程度の予算があるのであれば婚活アプリではなくコネクトシップ系の格安結婚相談所も合わせて検討してみてください。

コネクトシップとは？評判の特徴やサクラについて仲人が解説

結婚相談所について興味があるけどコネクトシップって何？という方に向けてコネクトシップが利用可能な仲人型結婚相談所が評判やサクラについて解説してみたので、参考にしてもらえれば幸いです！

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2024.04.01

おまけ：結婚相談所のマッチングアプリ婚活サポート

最後に結婚相談所が提供するマッチングアプリでのアプリ婚活サポートを紹介したいと思います。

マッチングアプリは「個人情報が第三者に抜き取られる」「フィッシングサイトに誘導される」「遊び目的」「ネットワークビジネスやボッタクリの飲食店に誘導される」「虚位のプロフィール」など様々なリスクがありますが、結婚相談所と比べて会員母数が多いのは事実です。

2010年代半ばぐらいまではマッチングアプリは出会い系の亜種ぐらいの認識でしたが、最近はマッチングアプリのイメージも様変わりしました。特にブライダル総研(リクルート)が発表している統計データによって、マッチングアプリでの結婚事例は結婚相談所以上に増えています。

結婚相談所とマッチングアプリでは母数自体が異なるので一概に比較はできないのですが、今後は結婚相談所もマッチングアプリでの婚活サポートをしていくべきではと業界に先駆けてマッチングアプリの婚活サポートも実施していこうと感じました。

結婚相談所のカウンセラーから見て、プロフィールで削るべきポイント、付け足すポイント、相手に求める条件設定などをアドバイスいたします。