【ベトナム人とフィリピン人の違い】国際結婚はどっちがオススメ?

日本人男性が国際結婚する際に候補となる国が中国・ベトナム・フィリピンです。
ベトナムとフィリピンはどっちも東南アジアの国だけど、どっちがいオススメ? と言われれば、遊びならフィリピン、結婚ならベトナムというのが結婚相談所カウンセラーの個人的な意見です。
なぜベトナム人の方がフィリピン人女性よりも国際結婚に向いているのか、その理由を説明したいと思います。
この記事は40歳前後までの方に通用します。年齢がそれ以上の場合はフィリピン一択です。筆者のベトナム国際結婚相談所では年齢を理由に入会をお断りするケースも多いです。中国人はさらに厳しく経済力も求められます。
しかし、フィリピンの場合は年齢を理由に入会をお断りする結婚相談所はケースは稀のようです。知人の相談所は格安で現地の女性との国際結婚をサポートしているので、希望があれば紹介いたします。
ベトナム人の方が日本に多い

まず、在日ベトナム人の方が在日フィリピン人よりも数が多いです。ベトナム人は今技能実習生としては中国を抜き1位、留学生も中国に次ぎ第2位と日本には合法的に滞在している在日ベトナム人が多いです。
日本国内でお見合いやデートを重ねることができるのは「ベトナム人・中国人・台湾人・韓国人」の4カ国だけです。
さらに、国際結婚相談所が(男性)成立するのは「中国・ベトナム」の2カ国のみです。日本にいながらフィリピン女性と出会う環境は整っていません。

日本語が話せる人口が多いのはベトナム人

来日したことがないベトナム人でも日本語を話すことができる方は多いです。
ベトナムでは、公教育で第二外国語として日本語が選択できます。また、日本のアニメ・マンガがベトナムでは人気があるので自発的に日本語を学習しているベトナム人も少なくありません。外国語学部日本語学科がある大学も多いです。
日本語がある程度話せる女性と結婚したいという方にとっては、ベトナム人の方がオススメです。
もちろん自分が英語を話せれば問題ないという場合であれば、フィリピン人でも構わないですし、KTVなど水商売系の女の子はフィリピンでも日本語が話せる人が比較的見つかりやすいです。
外人パブが日本に多いのがフィリピン


フィリピン人と結婚したら、その後フィリピンパブで働くようになり夫婦生活が破綻したり、失踪してしまったりするケースを耳にしたことがある方もいると思います。
フィリピン人との結婚の大きなデメリットの1つがフィリピンパブで働くためのビザの踏み台にされる可能性があることです。ベトナムパブは日本にほとんどないので、日本のベトナムパブで働くために出稼ぎにくるベトナム女性は基本的にいません。
ベトナムも2010年以降、大量に日本に流入するようになりました。もしかしたら、今後ベトナムパブが日本国内に増えるかもしれません。
ベトナムは国際結婚相談所ぐるみでの国際結婚詐欺のリスクが少ない
フィリピンパブに出稼ぎするために日本人男性と偽装結婚するケースがあると書きましたが、さらに国際結婚相談所もグルとなっているケースもあるようです。
国際結婚相談所が出稼ぎ希望の女性を紹介して、国際結婚させて、フィリピンパブに斡旋して、男性が離婚したくなったら離婚による慰謝料などで儲けるようなスキームになっているとの噂を聞いたことがあります。
国際結婚相談所経由で結婚する場合にもフィリピンの方がリスク高めとなっています。ただし、ベトナム人の犯罪のニュースも頻繁に見るようになったので、10〜20年後のはベトナム女性のビザ目的の結婚も増えると思います。
ベトナム国際結婚相談所でも、サービス内容的に悪質な相談所もあるので、気をつけてください。検索上位表示されているというだけで信用するのは危険です。
ベトナム人は日本で1人では生きていけない


ベトナム人がオススメのもう1つの理由が日本で日本人の力がないと生きていけないことです。
フィリピンは美人な人であれば水商売で働くことができます。中国も、ご存知の通り巨大な在日経済圏が日本に存在するので、同胞同士で仕事なども斡旋してもらえたります。
ベトナム人コミュニティもありますが、まだ規模が小さくベトナム人だけで日本国内で生きていくのは難しいです。日本人に依存しなければ日本で生きていけません。
某国のように永住権が取れた瞬間から離婚されたり、家庭内のパワーバランスが崩れたりするリスクがまだ少ないのがベトナム人との国際結婚がおすすめな理由です。
フィリピンの方が仕送り金額が大きい


フィリピーナとの国際結婚の一番の懸念点は仕送り問題です。フィリピンはキリスト教文化のせいなのか、家族の中の誰かが経済的に成功した場合には、成功した方が家族・親戚を経済的にサポートするような文化らしく仕送りが月10万円以上になるケースもあります。
フィリピンは医療費も高額ですし、仕送りすることが当たり前のような慣習で、むしろ拒否したら結婚相手の親御さんとの仲が悪くなったりします。
その点、ベトナムは社会主義国家ですし、仕送りといいっても月に2〜5万円程度、ベトナム人女性は基本的に奥さんがパートして働いた金額から仕送り代を捻出することが多いので、金銭的な負担は少ないです。また親が現役で働いている場合には不要な場合もあります。
ベトナム人の方が性格が日本人っぽい


ベトナム人とフィリピン人を比べると、性格が日本人に近いのはベトナム人です。
ベトナム人は勤勉ですし、女性だと見た目も日本人とほとんど変わらない方も多いので、日本せの生活に溶け込みやすいのはベトナム人です。
フィリピンはアジアの中では際立ってラテン気質があるので、ルックスがキュートで性格も陽気で愛情表現も豊かなど、魅力的な部分もあります。しかし一方で、情熱的すぎて疲れてしまう日本人も少なくありません。
性格や外見は、ベトナム・フィリピンお互いに良い部分・悪い部分があるので、最終的には国際結婚希望の日本人男性個々人の好みになるでしょう。
ベトナム人の方が、外国人の中では比較的日本人に近い国民性だと思いますが、やはり民度の違いみたいなのは感じますね…
ハゲ・デブに優しいのはフィリピーナ


年の差婚を狙うのならフィリピーナの方が可能性が高いと言いましたが、年齢以外にも髪の毛が薄い男性・肥満体型に関してもフィリピーナの方が寛容的です。
ハゲ・デブがモテる訳ではありませんが、この要素だけで連帯対象から外されにくいので、外見にコンプレックスがある方であればフィリピン人の方が恋人関係に発展しやすいでしょう。
背が低いことがコンプレックスな男性は平均身長が低いベトナム人もオススメです。
日本人が現地就職しやすいのはフィリピン
自分が海外へ移住して、現地就職するのであれば、フィリピンの方が難易度は低いです。というのもフィリピンのセブやマニラには日系企業や世界中の企業のコールセンターがあるので、日本語ができる人材を募集しています。
ベトナムにも日本人向けの求人はありますが、営業やブリッジSEなど、何かしら専門的なスキルが必要な職種も多いです。
20歳以上の年の差婚狙いならフィリピン人に優位性


唯一ベトナムよりフィリピン人が圧倒的にオススメなのが年の差狙いの国際結婚です。20歳以上の年の差婚を狙うならフィリピン人の方が可能性が高いです。
ベトナムだと、一般的に20歳以上の年の差婚となると、親御さんが反対します。ベトナム政府も15歳差以上の国際結婚は推奨していないとの噂です。
フィリピン人の方が陽気なのか、日本人の結婚適齢期の人との接触が少ないのか、あまり年齢を気にしている方は少ないので、40代後半〜50代の方で国際結婚を希望しているのであれば、フィリピンの方がいいかもしれません。
50代〜60代の男性からベトナム国際結婚のお問い合わせをいただくことも多いですが、私の相談所では対応できないので、知人の格安フィリピン国際結婚相談所をご紹介するケースが多いです。
関連記事:フィリピン人との国際結婚のメリット・デメリットを徹底解説!
日本企業が注目しているのはベトナム
最後に少し変わった視点として、ベトナムとフィリピンではどちらが日本企業の関心先かといえば断然ベトナムです。ベトナムはアメリカに次ぐ、第二のマーケットとして注目されています。
成長性・市場規模でアジアで最も注目されているのがベトナムなので、ベトナム人の奥さんがいることで、出世や人脈形成にも良い影響を与える可能性があります。




出典:ジェトロ「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査」
国際結婚はベトナムかフィリピンのどっちがオススメか まとめ
- ベトナム人の方が日本に多い
- 日本語が話せる人口が多いのはベトナム
- 外人パブが日本に多いのがフィリピン
- フィリピンは国際結婚相談所ぐるみでの国際結婚詐欺のリスクがある
- ベトナム人は日本で1人では生きていけない
- フィリピンの方が仕送り金額が大きい
- ベトナム人の方が性格が日本人っぽい
- ハゲ・デブに優しいのはフィリピーナ
- 日本語スキルだけで現地就職しやすいのはフィリピン
- 20歳以上の年の差婚狙いならフィリピン人に優位性
基本的にフィリピーナの方が、性格や考え方にムラがあります。ベトナム人以上に情熱的に愛してくれるといったメリットもありますが、国際結婚は色々大変な部分もあるので、比較的日本人の国民性に近いベトナム人の方が結婚後に夫婦生活が破綻してしまうリスクは低めとなっています。
ただし、20歳以上の年の差婚を狙うのであれば、フィリピン人の方が成婚まで行く可能性は高めとなっているので、40代後半代以上の方であればフィリピンの方が現実的かもしれません。








