こんにちは! ベトナム専門の格安国際結婚相談所アジマリです。
先日お問い合わせを頂いていた30代の男性が、両親に反対されたという理由で、入会辞退してしまいました。
両親に反対されたというだけで、あっさり国際結婚を諦めてしまうことは非常にもったいない決断に思えるのですが、若い世代の国際結婚では親の反対はよくあることです。
親御さん世代の考えている国際結婚のイメージと、20〜30代の思う国際結婚のイメージではかなり乖離があるので、どのようにすれば、国際結婚に反対する親を説得することができるのか、ベトナム女性との結婚を事例に解説してみたので、参考にしてみてください。
親世代の国際結婚のイメージ
確かに昭和〜平成初期の時代では、どちらかと言えば、後ろめたい理由で国際結婚を選ぶ方も多かったです。
たとえば、以下のような項目が年配の方が持つ、典型的な国際結婚のネガティブなイメージです。
- 日本人女性に相手にされないモテない男性の最終手段
- お金で女性を買ったように見えて世間体が悪い
- 嫁は貧しい家系出身者
- 夜のお店で出会っている
- 偽装結婚に利用される危険性が高そう
- お金目的の結婚で金銭トラブルが多そう
- 挨拶も近所付き合いしないので、愛想が悪い
- 犯罪と関わっていそう
- 息子が海外移住してしまいそう
- 子育てが大変そう
- すぐ離婚しそう
これらのイメージの中には比較的事実に近いものもあれば、そうでないものもあります。
そこで、一つずつ、マイナスイメージを払拭しながら、国際結婚の優位性を伝えていくことが、親に国際結婚を認めてもらう王道の方法となります。
国際結婚に反対する親を説得する方法
国際結婚は日本人と結婚できない男の選択という偏見の対策
まず国際結婚は日本人と結婚できない男性がする消極的な選択という偏見についてです。
たしかに昭和の頃は、嫁不足の田舎などを中心に第一次産業従事者の男性に外国人妻の需要が高かったです。今も成婚できるかどうかは別にして、40代・50代で婚期を逃したor再婚希望の男性からのお問い合わせも多いです。(問い合わせ多いですが、成婚できるかどうかは別問題です…)
しかしながら、今は20代同士での国際結婚も増えています。特に日本に留学しているベトナム女性と日本人同士に関しては、同い年〜10歳以下の年の差程度で収まるケースが多いです。
ベトナムに関しては、大手企業のベトナム法人の社長なんかも現地で大卒のベトナム女性と結婚していますし、日本の駐在員や日本人経営者、現地採用のマネージャークラスの方も数多くベトナム女性と結婚しています。
貧しい家系出身で仕送りなど金銭的な負担が大きそう

確かに日本に来ているベトナム人の中には貧しい家系出身の方もいます。技能実習生は田舎出身で50〜150万円程度の借金をして、日本に出稼ぎで訪れています。
留学生でも、大学に進学せずに語学学校でずっといる方も出稼ぎ目的のケースがあるので、その場合は育ちはよくありません。
確かに日本在住のベトナム女性と国際結婚となると、貧しい家系出身者である可能性はあります。ただ、ベトナム女性の場合には、月の仕送り額は0〜5万円程度で、フィリピンのように月に10万円以上も仕送りが必要になって、経済的に苦しいというケースはありません。
国際結婚する場合には、どれぐらい仕送りが必要で、どのように捻出するかなどを、説明できるようにしておけば、経済的な理由で親が国際結婚に反対している場合の説得は比較的簡単です。
それに学歴が重要であっても、国際結婚相談所には大卒の女性も数多く登録されています。
偽装結婚に利用される危険性が高そう

ビザ目的の偽装結婚に巻き込まれるリスクですが、たしかにこれは国際結婚ではよく耳にするトラブルの1つです。ビザ目的で結婚を希望しやすいのは中国人とフィリピン人がです。
中国人の場合には在日コミュニティが大きいので、日本人に頼らなくても生きていけるので、永住権を取得したら離婚されて、本命の中国人と再婚なんて話も耳にします。
フィリピン人は、配偶者ビザでフィリピンパブなんかで働かれて、夫婦生活が破綻してしまうといった話もありますね。
偽装結婚に関しては、とにかく交際を積み重ねて、そういった偽装結婚の心配がことがない女性であるということを時間で分かってもらう必要があるので、少し手間がかかります。
コミュニケーションが大変

国際結婚だと、言葉や文化に壁があり、確かにコミュニケーションが大変ですよね。
そこは交際しながら、彼女に日本語を学んでもらって、ある程度、意思疎通ができる状態で自分の両親にあいさつしにつれていけば、安心してもらえるでしょう。
ベトナムだと第二外国語として日本語を選択できるようになったりして、日本語を学べる環境が整いつつあり、留学生・実習生の増加もあって、日本語が流暢に話せるベトナム女性が増加中です。
それに、今はまだ不得意でも1〜2年も交際すれば、日常生活ではほとんど支障がないレベルまで上達します。
離婚が多そう

国際結婚となると、離婚が多そうみたいなイメージがありますよね。3組
に2人が離婚みたいな衝撃的は話もありますが、実際には公にある統計では婚姻数と離婚数のみで、「結婚後◯年以内に離婚」など詳しい離婚率の統計は存在しません。
国際結婚の数は年度によってもバラつきが大きいので、婚姻数と離婚数からはじきだされた3組に2組が離婚という数値は、あまり信用できるデータではありません。
日本人同士でも3組に1組が離婚していると言われているので、結局、国籍関係なく結婚には高い離婚リスクがつきまとい、誰と結婚するかの方が重要となります。
特に日本人女性が経済力を持ったことで、夫婦間のパワーバランスが均衡になり、口論が増え離婚につながっているように思えます。これは日本だけでなく、アメリカなど他の先進国でも同じことが言えます。
その点、男性が経済的に強く、亭主関白のできる東南アジア女性との経済格差を利用した格差婚の方が、夫婦ケンカになりにくいです。
ベトナム女性が1人で日本で生きていくのは大変なので、仮面夫婦になってしまうリスクは少ないですし、尽くしてくれる女性が多いので、男性側が不倫などをしない限りは、日本人女性以上に円満な家庭を築ける期待値は高くなります。
国際結婚に反対する両親を説得する方法 まとめ
反対理由 | 解決策の例 |
モテない男性の最終手段のイメージ | ポジティブな理由での国際結婚の事例を説明。(日本語ローカルメディアでいくらでも見つかる) |
世間体が悪い | 今の20代〜30代は気にしない |
貧しい家系出身では? | 該当するなら、勉強熱心・家族思いである点などでカバー |
夜のお店で出会ったのでは? | 出会い方を説明すればOK |
偽装結婚に利用される危険性が高そう | 時間をかけて人間性を知ってもらう。偽装結婚のリスクが低い国であれば、他国との違いを説明する。 |
お金目的の結婚で金銭トラブルが多そう | 結婚後の仕送りなどの取り決めをしておく。 |
挨拶しないし近所付き合いしないので、愛想が悪い(コミュニケーションが大変) | 日本語が上達してから親と会わせる。日本人のマナー・作法を教えておく。 |
犯罪と関わっていそう | ただの偏見。 |
息子が海外移住してしまいそう | 自分の人生プランを説明する。 |
子育てが大変そう | 大変な部分もあるが、バイリンガル・多文化の中で人材価値の高い子供が育てられる。 |
離婚率が高そう | 経済力の強い日本人が家庭の主導権を取れるので、逆に夫婦円満になりやすい。 |
今の時代は大勢の方が国際結婚をして、日本人同士の結婚では味わえない幸せを手に入れています。
親は自分より先に他界してしまいます。成人した大人の人生の面倒をいつまでも見てくれる訳ではありません。
国際結婚だと大変な部分もありますが、得られるモノも大きいので、もし本気で国際結婚を希望しているのであれば、予め両親が反対するような不安に対して、安心させられる解決策を提示できるようにしておけば、納得してもらえる可能性は格段に上がるでしょう。
「親に反対されたから」という理由で簡単にあきらめてしまうなら、相手にも失礼ですし、長続きもしないと思うので、交際しない方がいいです。
20代〜30代は、マッチングが成立しやすいのですが、国際結婚相談所アジマリにご入会希望の場合には、たとえ親が反対したとしても説得できるだけのエネルギーがある方のみ、ご連絡をお待ちしております。